世界的に活躍するダンスエンターテイナーで女優の仲宗根梨乃さん。
ブリトニー・スピアーズのワールドツアーへの参加をはじめ、ジャネット・ジャクソンの振り付けや、BoA、少女時代、SHINee、NCT127の演出を手がけるなど、現在はアメリカ・ロサンゼルスを拠点に活躍中。
最近では、女優としても活躍するほか、このほどトータルビューティーケアブランド「LUX(ラックス)」から新シリーズ「ATHLEISURE SERIES BY LUX(ラックス アスレジャーシリーズ)」の公式アンバサダーにも就任した。
ポジティブで明るいオーラが漂う仲宗根さんの美の秘訣とは?
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FOOD/体の声に耳を傾けて、無理な食事制限はしない
性格上、自由が大切。しないといけないと決めた途端、それがストレスになってリバウンドしちゃう傾向にあるんです。これまでもいろんなことをしてきました。ファスティングしてみたり、ベジタリアンになってみたり、オーガニックフードだけにしてみたり。その結果、自由にありがたくいただくことが、一番自分に合っているとわかったんです。
それに気づいてからここ2年くらいは、自分が食べたいものを食べるというか、自分の体の声に耳を傾けるようになりました。脂っぽいものを欲しがるときは、ストレスを感じているとき。そういうときは、無理に我慢せずに食べますね。
女優と演出の仕事では、やっぱり食べ物も変わってきます。特に女優という表に立つ仕事のときは、夜遅く食べない、食べすぎないと心掛けています。本当に小さなことですけど、食事をコントロールするようにしています。一方、演出しているときは、コントロールゼロになっちゃう。想像力を働かせるため、食べたいものを食べますね。
ヴィーガン料理もグルテンフリーも好き。それでも、絶対にこれだけと決めつけないで、できるときにやるようにする程度です。誰かが作ってくれた手料理はありがたくいただきたいですし、体の声を聞いて縛られずに自由に楽しんでいきたいと思っています。
WORKOUT/たった5分と思って楽しむプランク
ずっとダンスに携わってきましたが、踊るだけでもかなりのトレーニングになります。続けるには、“やりたい”“好き”という気持ちが一番大切だと思うんです。私が振り付けをした楽曲でも、各々がこういう振りが好き、この歌が好きという思いさえあれば、きっと楽しく続けられます。
私が好きなのは、短時間での効果的なトレーンング。最近の自分の中での流行りは、プランク(腕立て伏せの動作のトレーニング)を5分間すること。いくら忙しくても1日5分くらいは、時間が取れるはずなんですよ。プランクって全身使うし、体幹も鍛えられる。たった5分頑張ればいいと思えば、やらないわけにいかないでしょう(笑い)。
あとはハイキング。友人や犬と一緒に楽しんでいると、あっという間に時間がすぎてしまいますね。私、ダンスは大好きだけど、運動があまり好きじゃないんです。だから、いかにしてエクササイズやトレーニングを楽しむかってことが大事ですね。
MIND/自分をいたわってあげることを自信に変える
住んでいるLAは、めちゃめちゃ乾燥しているんです。渡米した当初は戸惑いましたが、今は現地の乾燥にも慣れて、低刺激の化粧水や保湿液でスキンケアをしているくらいですね。
最近ハマっているのは、コリアンスパ。韓国でお仕事するとき、空いた時間に必ず行くくらい大好き。韓国のスパは日本と違って、かなり室内が開放的。その雰囲気に最初は慣れなかったけど、今はそれが心身ともに気持ちいんです。
熱いサウナと冷水の交互浴をしていますが、体が変わったというよりは、やること自体に意味があるような気がしています。「自分にいいことをした」って思ってベッドにはいって眠ると、うんと心地いい。自分に対して優しくする。それが楽しくヘルシーに生きていく秘訣ですね。
今回のスリム美人:仲宗根梨乃さん
なかそね・りの。ダンスエンターテイナー、女優。1979年、沖縄県生まれ。11歳の時に、映画『ムーンウォーカー』のマイケル・ジャクソンに魅せられたことをきっかけに、彼にようなエンターテイナーになることを決意。1999年に渡米し、LAで本格的にダンスに取り組む。ブリトニー・スピアーズやグウェン・ステファニーのワールドツアーへの参加をはじめ、クリス・ブラウンやミッシー・エリオットなどのミュージックビデオへの出演を果たす。ジャネット・ジャクソンの振り付けや、BoA、少女時代、SHINee、NCT127の演出を手がける。映画『ココロオドル』や『Jimami Tofu(ジーマミートーフ)』などで女優としても活動中。
取材・文/船橋麻貴
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