《Netflixドラマ『地獄に堕ちるわよ』で話題》この世の栄華を極めた細木数子さん「テレビギャラは1本400万円」「占いサイトだけで月収8000万円」…強引な語り口には反発も

歯に衣着せぬ物言いと唯一無二の存在感で、お茶の間を席巻したカリスマ占い師。表舞台から姿を消した細木数子さん(享年83)が鬼籍に入って約5年。人気ドラマの影響で、彼女の来し方に再びスポットライトが当たっている。【前後編の前編】
出演番組が軒並み高視聴率を記録
伝説の占い師、細木数子さんの生涯を描いた全9話の配信ドラマ『地獄に堕ちるわよ』(Netflix)が大きな反響を呼んでいる。細木さんに扮した戸田恵梨香(37才)の鬼気迫る“怪演”が評判を呼び、4月27日に配信が始まった直後から日本における視聴ランキングの1位をキープ。戦後の混乱期に貧困と苦難を生き抜き、時には裏社会と手を組みながらカリスマへと上り詰めた細木さんの生き様は、リアルタイムを知らない若い世代にも衝撃をもって受け止められているという。
「ドラマの冒頭に“この物語は事実に基づいた虚構である”というテロップが掲げられていますが、島倉さんとの金銭トラブルを含め、ストーリーの大部分が細木さんの自伝や過去の報道を下敷きにしたもの。実名で登場する人物も少なくありませんが、内容に関しては当事者や関係者の許可をほとんど取っていないそうです。その方針は徹底していて、ドラマに衣装などを提供した娘で継承者の細木かおりさんでさえ“一切OKしていない”、“どうなのこれ?”とあきれ返っていました」(芸能関係者)

統計学を基に編み出した六星占術の創始者として知られる細木さんが、自著で流行語にもなった「大殺界」の存在を世に知らしめたのは1983年。六星占術を上手に活用すれば、不幸を未然に防ぐことができると喧伝し、占いブームに乗じて毎年のようにベストセラーを連発した。
「2000年代に入ると、バラエティー番組に出演し“地獄に堕ちるわよ”のフレーズで大ブレーク。出演する番組が軒並み15〜20%の高視聴率を記録し、“視聴率女王”の異名を取りました。当時、本人が周囲に語ったところによればテレビのギャラは1本400万円。著書の印税収入は年間2億円を下らず、携帯電話の占いサイトの収入だけでも月に8000万円近くあったそうです」(前出・芸能関係者)
目もくらむようなダイヤのリングを指にはめ、ホストクラブで豪遊すればひと晩に1000万円近く使う。京都の一等地や東京・神楽坂に豪邸を建ててこの世の栄華を極めたが、一方で、占いで人々を不安に陥れる手法や強引な語り口は多くの人の反発を招いた。
「芸能界にも、大勢のスタッフを引き連れてわが物顔でテレビ局をかっぽする細木さんを嫌う人は少なくありませんでした。その筆頭が美輪明宏さんで、細木さんの名前が出ようものなら“一緒にしないで!”と嫌悪感を露わにしていたほど。“地獄に堕ちる”などの過激な発言はBPOでも問題視され、必要以上に細木さんを持ち上げるテレビ局の姿勢にも批判の矛先が向けられました」(テレビ局関係者)