電子レンジの待ち時間やお湯を沸かしている時間など、キッチンでのすきま時間はダイエットのチャンス!
ジムや宅トレは三日坊主というズボラダイエッターやエクササイズの時間がとれないという人は、生活のすき間時間にできる「ながら」エクササイズを習慣にして。
そこで、俳優として活躍しながらアルゼンチンタンゴダンサーやダイエットインストラクターの資格を持ち、「オチョダイエット」考案者でもある進藤学さんに、日常生活に簡単に取り入れることができる「ながらオチョ」のメソッドを教えてもらった。
キッチンでのすきま時間に「ながらオチョ」
スペイン語で「8」を意味する「オチョ」。進藤さんは体の部位を8の字に動かすときに起こるひねり運動によって、激しい筋トレをしなくてもボディメイクができるメソッドとして「オチョダイエット」を考案した。
シンクに手をついて体を支えることができる、キッチンで行うのにぴったりの「背伸びオチョ」は、つま先立ちになり腰を8の字に動かしていくエクササイズ。立ち姿勢で腰をひねることから、体幹に働きかけ、ウエスト、下腹部のシェイプアップに効果的。さらに、背伸びで行うことにより、ふくらはぎやヒップの筋肉も鍛えることができるため、後ろ姿がきれいな体作りができるというメリットも。
背伸びオチョのやり方
【1】シンクに手をついて、上半身を正面にキープ。そのままゆっくりとかかとをあげ、母指球 (足裏の親指の付け根にあるふくらみ)に体重をのせる。
【2】左の腰骨を左前方へ突き出す。左側に弧を描くように、突き出した左の腰骨を左後方へ回す。
【3】今度は反対に右の腰骨を右前方に突き出す。右側に弧を描くように右の腰骨を右後方へと回す。
【4】左右の腰骨で8の字を描くように意識して、【2】と【3】を繰り返す。
【NG】
猫背になってしまうと効果がないだけでなく、体を痛める恐れもあるので、背筋を伸ばしてできる状態で行うこと。「包丁を扱いながらのオチョは危ないのでお控えください」(進藤さん)。
「背伸びオチョ」を動画でチェック
撮影/生熊友博 取材・文/榎本麻紀恵
監修:進藤学さん
しんどう・がく。1980年1月7日、東京都生まれ。アルゼンチンタンゴダンサーとして活躍しながら、2005年に俳優デビューを果たす。俳優として活躍するかたわら、ダイエットインストラクターの資格を取得。ラテンダンス、アルゼンチンタンゴの要素を取り入れた「オチョダイエット」を考案し、インストラクターとして指導を行っている。著書に、『オチョリズム 8の字で痩せるダンスエクササイズ』『オチョダイエット 8の字が作りだす究極ボディ』(双葉社)など。
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