伊勢参拝の帰京時に着ていたスーツ
先月11月に、両陛下で「親謁の儀(しんえつのぎ)」に伴い、伊勢市をご訪問し、帰京されるときにお召しになっていたのがこちらのスーツ。このときは同じ素材の帽子も被られていた。
顔映えのいいオレンジ色
秋冬はどうしても黒や茶色など、ダークトーンが増えがち。その点、雅子さまはオレンジという暖色をお召しになり、笑顔が一層華やかに、顔色までワントーン明るく見える。
顔周りに明るい色で若々しく
56歳の誕生日を迎えられ、1つ年を重ねられた雅子さまだが、オレンジという明るいカラーと顔周りのパールが効いて、若々しく見える。伊勢でも同じように大ぶりのパールのイヤリングと、ネックレス、胸元にはブローチをつけられ、艷やかな印象だった。
光沢のある素材がスタイルアップをアシスト
光沢のある素材にも注目したい。淡白なオレンジは、どちらかというと膨張色。しかしながら、雅子さまのコーデがすっきりとして見える秘密は、光沢のある素材にありそうだ。光沢のある素材がゆえに、高い位置にはしっかりと光が集まり、側面には影が落ちるため、くっきりと陰影がつき、自然とメリハリが生まれる。さらに、立体感のあるボタンや襟元が縦ラインやVラインを強調し、よりすっきりとシャープな印象になっているのだ。
雅子さまは、「健康の一層の快復に努めながら皇后としての務めを果たし、陛下とご一緒に、国民の幸せに力を尽くしていくことができますよう努力してまいりたい」と抱負を述べられた。
写真提供/宮内庁