フィットアンドフレアが定番
2020年初の公務にチョイスしたのは、ミリタリーテイストのコート。シックなグリーンという色合いに加え、タイトなシルエット、スタンドカラーというカッチリコーデだ。ともあれ、ボトムはフレア。裾がプリーツになっていたり、ミディ丈で足首がのぞいていたりとレディ感たっぷりで、しっかり愛らしさを出していた。(1月15日)
“輝き”を放つホストのコーデ
バッキンガム宮殿で行われた「英国アフリカ投資サミット」の歓迎会では、赤をベースにスタイリング。クラッチバッグやパンプスも同色にして統一感を出した。露出を控えめにしているぶん、ドレスにあしらわれたスパンコールがギラギラと輝き視線を引きつけた。パンプスは光沢のないスエード素材で、派手色ながら脇役に徹するアイテムをチョイス。(1月20日)
レアなブルーをチョイス
ロンドン南部のストックウェル・ガーデンズ・ナーサリー(保育所)を訪問した際は、少しアクティブな装い。白ニット&黒スキニーに、黒のショートブーツを合わせ、上から青のチェスターコートを羽織った。今季のキャサリン妃はグリーンや赤がお好みのようだが、青もお似合い。ビビッドな色合いが印象的なコーデに。(1月29日)
→キャサリン妃がメアリー妃とかぶちゃったファッションはコチラ
色だけでなく柄も統一して
「第73回 英国アカデミー賞」では、「白×ゴールド」のドレスに袖を通した。フィットアンドフレアのシルエットとハイショルダーが、華奢なキャサリン妃をスタイルアップさせていた。ゴールドであしらわれた花柄を意識してか、アクセサリーも花をモチーフにしたものをチョイス。クラッチバッグはゴールドに。アイテムを色や柄でリンクさせるテクはお見事!(2月2日)
一足先にバレンタイン
南ウェールズを訪問した際は、「ネイビー×赤」のメリハリカラーでコーディネート。ロングコートからチラッと見えるワンピースの袖や裾も赤で、この日も色の組み合わせはバッチリ。そんなコーデで一際目を引くのは、首に巻いたスカーフ。ハート柄が散りばめられていて一足先にバレンタインデーファッションを楽しんでいた!?(2月4日)
最近のファッションをチェックしてみると、色を足しすぎず、1〜3色でまとめているのがわかる。これが控えめで上品に見せるポイントと言えそう。露出も多めで、“自分”を前面に出そうとするメーガン妃のコーデとは大違い? また、シチュエーションはもちろん、季節のイベントもしっかり意識しているところからは、ファッションを楽しんでいる様子が伝わってきた。英国でのキャサリン妃の存在感はますます高まりそうだ。