終わりの見えない新型コロナウイルスの感染拡大。使い捨てマスクの品薄状態がいまだ解消されない中、自分でマスクを作ることが、うつさない、うつらないためにも重要。そこで、女性セブンで紹介し話題になった立体マスクの作り方をご紹介。ウイルスに効果的なシートを入れられるポケット付きマスクの作り方を紹介します。
化粧がついていても何回でも洗えるのがガーゼマスクの良い所。使い捨てマスク不足のまっただ中、このマスクで乗り切ろう!
【道具】
ぬい糸。ぬい針。はさみ(布用)。チャコペン。まち針。定規。アイロン。アイロン台。容器(洗面器など)。
【材料】(1枚分)
ダブルガーゼ(30cm×90cm目安)。マスク用ゴム1袋。マスク用シート。抗菌スプレー。
立体マスクの作り方
【1】
容器に水を張り、ダブルガーゼを30分ほど浸す。軽く絞ってゆがみを整えてから陰干しして、半乾きの状態でアイロンをかける。水に浸さない状態で作ると、生地の目が詰まってサイズが小さくなるので注意。
【2】
型紙を用意して、生地に型紙を置いてまち針で固定し、チャコペンで印をつける。型紙は、大人用は縦12cm×横23.5cm、子供用は縦9.5cm、横19cm。
【3】
印に沿って裁断する。同じものを2枚作る。
【4】
柄面を内側にして2枚を重ね合わせる。端から1cmのところを左右ともにぬう。
【5】
両端のぬいしろ全体に、切り込みを斜めに入れる。ぬい目まで切らないように注意。
【6】
両端のぬい目が重なるように、生地を開いて合わせる。 ※作り方のポケット用の布は見やすいように無地を、糸は一部赤糸を使用しています。
【7】
【5】のぬいしろを開いてアイロンで押さえる。
【8】
上下を1cm外側に折り込み、アイロンで押さえる。生地を表に返して、形を整える。
【9】
ゴムをカットする。長さは25cm(子供用は20cm)×2本を目安に各自で調整。生地の両端の内側に、ゴムを通して結ぶ。結び目が見えないようにマスクの内側に入れる。
【10】
ポケットを作る。ポケット用のダブルガーゼに【2】で使用した型紙を置いてまち針で固定し、チャコペンで印をつける。線に沿って裁断する。
【11】
布のオモテ面が内側になるように、二つ折りにする。輪になっていない側面の端から1㎝のところをぬう。
【12】
輪の部分を切る。
【13】
布を開いて両端を1cm外側に折り、さらに1cm折って、アイロンで押さえながら三つ折りにする。
【14】
端から0.5cmのところを左右ともにぬう。
【15】
ぬい目まで切らないように注意しながら、曲線部分に斜めに切り込みを入れる。【7】と同様にぬいしろを開いてアイロンで押さえる。
【16】
ぬい始める前に【9】のマスク本体を試着し、ゴムの長さが顔にフィットするか確認。そのあとポケットと本体の中心の位置を合わせて、まち針で押さえる。
【17】
ゴムをぬわない位置から、上下0.5cmのところをマスクに沿ってぬう。
【18】
ポケットにマスク用シートを入れる。手作りマスクには抗菌・抗ウイルス作用はないので、仕上げに抗菌スプレーをかける。
撮影/八坂悠司
※女性セブン2020年4月30日号
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