昔から「早起きは三文の徳」という。それは、健康においても言える。スリムな人たちは朝型生活を送っている人が少なくないからだ。朝に運動や食事に気を配るダイエットの達人がやっていることをお教えします!
ウオーキングは午前中に5000歩を目指す
手軽にできる運動の代表格はやはりウオーキング。ダイエットコーチのEICOさん自身もダイエットの中でいちばん効果を感じたのはウオーキングだったという。
「学生時代のアルバイト先は、あえて最寄りの駅から遠いところを選び、自転車ではなく歩いて通うようにしました。そこまでスタート地点から50分かけていくことを目標にし、4か月で11kg、1年で20kg減量しました」(EICOさん)
1日の目標は8000~1万歩。デスクワークが中心の人は、午前中に多めに歩いておくといい。
「夕方以降は疲れて、歩くのがおっくうになりますが、午前中だとまだスタミナもあるので、たくさん歩くことができます。体を動かさない仕事の場合、できれば午前中に5000歩は行きたいですね。もちろん一度にではなく、10分ずつなど区切ってかまいません」(EICOさん)
とはいえ、気合を入れて歩こうとしても、なかなか続かないもの。
「ウオーキングした先に、なにか楽しいことが待ち受けていると続けやすい。例えば、どうしても甘いものを食べたくなったら、あえて2駅先のショップを選んで、そこまで歩いていくとか。
私が指導した人の中には、子供の通学に合わせて家を出て、お子さんと一緒に駅まで歩き、そこから40分ぐらいウオーキングをすることで、3か月で5~6kgほど減量したケースもあります」(EICOさん)
楽しみがあると、トレーニングも苦痛ではなくなるはず。ただし、歩く速度には気を配る必要が。
「“ニコニコペース”といって、ニコニコしながら歩けるけれど、誰かと話したりすると息切れするぐらいのスピード。一歩の歩幅は自分の身長の半分ぐらいが目安です」(EICOさん)
テレビを見ながら踏み台昇降
雨の日や寒くて外に出たくないときなど、ウオーキングができない場合は、家の中で踏み台昇降を。
「10~15cmほどの高さの台を上り下りするだけでウオーキングと同じ効果が期待できます。足を高く上げるので、太ももなどの筋肉も鍛えることができますよ」(EICOさん)
専用の踏み台もあるけれど、古い電話帳を2~3冊重ね、粘着テープで固めたものを使ってもOK。
「テレビを見ながらでもいいので、とにかく毎日続けること。最初は5分から始め、慣れてきたら少しずつ時間を増やし、最終的には30分は続けましょう」(EICOさん)
2~3週間たてば、体重に大きな変化はなくとも、ヒップや太もものサイズダウンが期待できる。
ラジオ体操をする
また、朝に運動する場合、もっとも理にかなっているのはラジオ体操とEICOさんは話す。
「脂肪燃焼に適した動きは手足をなるべく心臓から遠いところまで伸ばすこと。手足を伸ばしたり、屈伸運動が入るラジオ体操は最適です。
心臓は手や足先の末端にまで血液を送りこもうと活発に動こうとし、心拍数も上がり、血流もよくなるので代謝も上がる。ラジオ体操でなくても、腕を回したり、軽くジャンプするだけでもOK。血行がよくなるので、ウオーキングなどに取り入れるとさらに効果が高まります」(EICOさん)
※女性セブン2016年12月8日号
【このシリーズの記事を読む!】
【朝活ダイエット】早朝6時から7時にやるべきことは?
【朝活ダイエット】朝食を抜くのは、絶対NG。何を食べるべき?
【関連する記事をチェック!】
室内で下半身とお腹を鍛える「ながらエクササイズグッズ」
自宅でエクササイズやエステ。ダイエット便利グッズ16選
エクササイズや食事を記録!ウエアラブルデバイス最新図鑑
【注目グッズ】持ち運んでいつでも手軽にストレッチ
女性に人気!おすすめ「ポケモンGOダイエット法」