新型コロナウイルスの感染拡大防止による緊急事態宣言が各地で解除され始めているが、自粛生活はまだまだ続きそうな気配だ。
自宅にいることは苦ではない独身アラサーライターF。だが、6畳ワンルームと家が狭いこともあって、ここ最近の悩みは運動不足だ。食べるだけが楽しみのこの生活でどんどん増えていく体重にストップをかけたい…。
そんな中、フィットネスプログラム「令和版 ビリーズブートキャンプ」がリリースされ、注目を集めているという情報をキャッチ。1レッスン30分、7日間の短期集中で脂肪を燃やせるって本当なの？ 激狭ワンルームでもできるのものなの？ ビリー隊長の“しごき”を体験してみた！
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コロナでぐうたら生活が悪化…仕事は全部ベットの上で完結
こんにちは、ライターFと申します。自粛生活が始まってからすっかりぐうたら生活が板につき、1日24時間中、23時間はこのような状態で過ごしております。
え？ 仕事ですか？ メールも電話も執筆も、全てベッドの上からという有様です。しかしながら、「DIETポストセブン」に携わる身として、もちろんわかっています。どんな状態であれ、健康的に運動しなければいけない、痩せなければいけない、ということを。
そうは言ったって、やっぱりめんどくさいじゃないですか。なにせ自宅が6畳という狭さということもあって運動といえば、トイレとベッドの往復くらい。こんな部屋じゃ運動なんてできるわけないじゃないですか。
●「令和版 ビリーズブートキャンプ」はオンラインで配信中
屁理屈を並べてはみたものの、日々巨大化していく体をどうにかしたい。そんな考えが行ったり来たりしているところに、「令和版 ビリーズブートキャンプ」がリリースされたと小耳に挟みましてね。オンラインフィットネスサービス「LEAN BODY」で今年4月から配信されてるとかで。
実は15年前に入隊し、即除隊した経験があるもので、いつの日かリベンジしたいとは思っていたんですよ。それに動画ならば、自宅でもできそうじゃないですか。6畳に対応しているかはわかりませんが、興味本位で再入隊してみることに。マジでめんどくさいけど！
余裕なのは初日だけ？やっぱり厳しいビリーズブートキャンプ！
今回挑戦するのは、約30分のエクササイズを7日間行うというもの。重い腰を上げてオンライン上での登録を終えて、いざ初日がスタート。はぁ、なんでやることにしたんだろう…。
「脂肪燃焼 やる気アクセルを踏もう」がテーマの1日目。どうなることやらと心配したけれど、初日だからなのかストレッチや簡単なキックとパンチの動きでちょっぴり息が上がるくらい。
そしてなんと言っても、15年ぶりに画面越しで会うビリー隊長の変わらぬ若々しさよ…。暑苦しさ＆厳しさもあの日のままだよ。
お腹の脂肪を燃焼する2日目も無事に終え、今回のビリーズブートキャンプで私的に一番きキツかったのが、3日目の下半身を鍛えるレッスン。
さまざまなタイプのスクワットや、足を上げ下げする動きを死ぬほどやらされて、汗ドバドバ＆息も絶え絶え。ちょっとくらいサボってもいいだろうと思って休んでいると、「オレは見えているぞ」と、ビリー隊長から喝が飛んでくるではないか。くぅ〜〜〜！！！
ビリーズブートキャンプ後半戦はペットボトルとイスが出動！
激しい筋肉痛に悶えながら、二の腕と上半身のレッスンを行う4日目、脂肪燃焼とヒップアップを狙う5日目を完了。
動く範囲もそんなに広くないし、運動グッズも不要だから６畳でもイケると思っていた6日目、いきなりペットボトルを用意しろとの命令。「スープの缶があればそれでもいい」ってビリー隊長、そんなオシャレなもん、この私が持っているわけないでしょうが！！！
というわけで、日頃愛飲していたジュースのペットボトルに水を入れて、二の腕のシェイプアップに励むことに。ペットボトルを握りしめて腕をアップダウン、足でステップを踏みつつ腕をアップダウン、ジャンプを取り入れながらも腕をアップダウン。アップダウンの連続で、もう腕がもげるってところで無事終了。もう二度とペットボトルを持ちたくない…！
●「令和版 ビリーズブートキャンプ」最終日は恐怖のイス地獄
いよいよ最終日の7日目。今度はイスを用意するよう言われる。あ〜、めんどくさい。なにせ狭い我が家にはイスは存在しない…。嫌々ながらも何か代用品をとクローゼットを探すと、8年前に買ったアウトドア用のイスを発見。こんなものあったのかぁ。
イスの周りをステップしたり、イスをつかんでスクワットしたり、イスに手をかけてお尻を意識して足を上げ下げしたり。はたまた、イスに腰掛けてビキニラインを引き締める動きをしたり。イスを使うことで、体のバランスを上手くとりながらエクササイズできる模様だ。この狭い6畳の部屋でさえ。さすがビリー隊長！ いつも文句言って、ごめんなさいませ。
「令和版 ビリーズブートキャンプ」は効果があったのか？
ビリー隊長に見張られながら、無事に走り抜けた7日間。体重はさほど変わることなかったけれど、各部位に筋肉痛がきていたことからも、筋肉へのアプローチはしっかりできていたことがわかる。
「キツいのはわかる。でもあきらめないで」と励まされたり、「君の人生の毎日はなんだ？」と問われたり、「オレは64歳だ」と自慢されたり。レッスンはキツし、めんどくさかったけど、熱くてかわいいビリー隊長にツッコミを入れられる日々が終わるのは、ちょっと寂しい。まぁ、最近人に会ってないから、気のせいかもしれないけど…。
取材・文／船橋麻貴
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