最近では、カジュアルフライデーを採用する企業も増えているそう。あなたは、スーツを着ているときと、カジュアルなスタイルのとき、どちらのほうが仕事ははかどる?
毎週金曜日にデニムを取り入れたオフィスファッションを提案する「DENIM FRIDAY(デニムフライデー)」を今秋、ローンチした「Gap(ギャップ)」によると、その答えはカジュアル!
Gapは、ファッションとメンタル面と業務効率面の関連性を、2016年10月、資生堂と全研本社で計20人(※註1)を対象に調査。フォーマルウェアとカジュアルウェアを着用して会議に出席した被験者の、会議の前と最中の脳波を計測した。
5つの感性を可視化できる脳波観測ツール「感性アナライザ」を使い、「好き」「興味」「ストレス」「集中」「沈静」について、この脳波を分析。
それによるとカジュアルウェアを着ているときはフォーマルウェアのときに比べ、被験者の19人中15人が会議前に「興味」の度合いが上昇していた。また19人中17人はカジュアルウェアのとき、会議前の「ストレス」の数値が低下したとか。
さらに、実施後のアンケートをみても、カジュアルウェアによりポジティブな反応を示した人が多かったよう。「上長や目上の人との距離感の近さ」や「会議のメンバーへの好感度」、「全体的なコミュニケーションのとりやすさ」といった項目で、被験者の約80%以上の人がいずれも「カジュアルウェアのほうがベター」と回答していた。
Gapはこの調査結果を、11月25日(金)に「ギャップフラッグシップ銀座店」で発表。全研本社はすでに全社でデニムフライデーを導入、資生堂もカジュアルウェアでの勤務は人事部主導で積極的に推奨し
ストアでは、デニムのエキスパート“Denim ADDICT(デニムアディクト)”が、スタイリッシュなデニムオフィスストアを提案してくれるとか。ストレスはむくみやダイエットの大敵。
※註1:データは1名分が欠損したため、19名で分析