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整形いらずで理想の顔に!頭皮マッサージなど続けたい習慣3つ&避けたいNG習慣5つ

継続は力なり。遅筋(ちきん)と言われ、効果を感じづらいという表情筋へのアプローチは、すぐに結果が出なくてもあきらめずに続けることが大切。

手鏡を見る女性
写真/Getty Images
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とはいえ、大変なトレーニングは継続しづらく、毎日のこととなると挫折してしまいがち。そこで、1日数分でできる道具いらずのメソッドに注目を。

美容整形師の川島悠希さんの著書『二重も涙袋もかわいい顔は自力でつくる』(学研プラス)では、フェイスラインや目鼻立ちなど、多くの女性が持つ悩みを顔の骨格と筋肉にアプローチして解決し、理想の顔に近付くメソッドをたくさん掲載している。

二重も涙袋もかわいい顔は自力でつくる

そんな同書から、理想の顔になるための基礎作りともいえそうな習慣にしたい内容と、逆にやめるべきNG行動を紹介。一気に始めて続かなくなってしまうより、クリアする楽しみを感じながら、できるものからトライしてみて。

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→2週間で涙袋が現れるマッサージ方法はコチラ

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理想の顔を作るために続けたい習慣

マッサージやトレーニングと合わせて行いたい体の内側へのアプローチで、より効果を引き出すことができる。そこで、時間がかからず気軽にできて続けやすい内容を紹介する。

頭皮マッサージをする

頭皮への刺激は場所によっていろんな効果がある。眉の上は目が開きやすくなり、自律神経を整えるのに有効。こめかみはイライラを抑え、後頭部は目、首、肩周りの疲れをとる効果が。また、頭皮を刺激すると頭部全体の血流がアップするため、代謝が上がる効果も。1回4分でできるので、家事の合間や仕事中のリフレッシュなど、時間を見つけてこまめに行うのが◎。

頭皮マッサージのやり方1と2
『二重も涙袋もかわいい顔は自力でつくる』(学研プラス)より
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【1】眉の上を揉む
両手で猫の手を作り、眉上の額の痛気持ちいい場所を1分間ほぐす。

【2】こめかみを揉む
猫の手のまま、眉横のこめかみの痛気持ちいい場所を1分間ほぐす。

頭皮マッサージのやり方3と4
『二重も涙袋もかわいい顔は自力でつくる』(学研プラス)より
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【3】後頭部を揉む
頭の後ろの一番盛り上がっている部分を手で触って確かめて、猫の手を当てる。そのまま1分間ぐりぐりと回してほぐす。

【4】生え際をぐりぐり
おでこの生え際の少し上に猫の手を当てて、ぐりぐりとほぐす。1分かけて少しずつ手をずらし、頭頂部まで移動させる。

水を1~2L飲む

昔から水をたくさん飲むのがいいと言われているけれど、これは事実でいろいろな効果が水にはある。水に含まれるミネラルは代謝アップに効果があり、朝にコップ一杯の水を飲むと、飲んでから90分間の代謝を24%上げるという研究結果も。飲み方は、のどが乾いたときにこまめに、1日1~2L飲めば十分。お湯よりも水のほうが代謝がアップして体がすっきり!

炭酸美容液を使ってマッサージする

二酸化炭素は血管を収縮させる効果があるため、炭酸美容液で顔に軽く刺激を与えてからマッサージを行うと血流がよくなってむくみや老廃物が流れやすくなる。炭酸美容液の代わりに炭酸水を使ってもよい。

かわいいが遠ざかるNG行動

夜にパソコンを使っている女性
写真/Getty Images
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マッサージやトレーニングで理想の顔に近づき、かわいい自分を目指すなら、体や心に悪影響を与えている可能性がある何気ないくせや習慣を見直してみて。

夜型生活を送っている

→朝日を浴びながら目覚める

朝の光を浴びると、体内時計を調整するメラトニンというホルモンが分泌される。メラトニンは疲れをとったり、幸せホルモンのセロトニンを分泌させたりするので、これが出ないとどんよりとした顔に。メラトニンは日光を浴びた15時間後に分泌されるので、午前中に20~30分浴びれば、夜に正しく眠気が訪れる。セロトニンが出ている人は自然と穏やかな顔つきに。

すぐにタクシーに乗る

→毎日ひと駅歩いて出勤する

運動をしていないと、血中にストレス物質が溜まりやすくなる。それらが増えると腰痛や肩こりを引き起こし、気分の落ち込みにもつながる。運動する時間がなかなか取れないという人は、ひと駅分など1日20分だけでも歩くことを意識してみて。電車で立っているだけでは運動にならないので、筋肉を動かす行動を。

椅子では脚を組む

→脚はまっすぐ90度に下ろす

脚を組むと骨盤の片方に負担をかけてしまうため、体のバランスが悪くなる。さらに組んだ脚の締め付けによって血流が滞り、代謝が落ちて下半身が太りやすくなる。片側だけで噛んだり、片方だけ頬杖をついたりする“片側習慣”も体や顔を歪ませてしまうので気をつけること。

朝ごはんは抜き、お菓子をつまむ

→朝、食事をしっかりとる

朝食を食べず、小腹が空いたらお菓子で済ませてしまう人は要注意。お菓子に含まれる添加物を摂ったあとは、達成ホルモンのドーパミンが出て幸せな気分になるけれども、すぐそれも得られなくなり、ストレスを溜め込むことに。また、添加物の摂りすぎは顔に吹き出物ができる原因にもなる。

NG習慣をやめるコツ

お菓子を食べるなど、簡単な行動で満足感を得てしまっていると、本当に頑張らなければいけないときにやる気が出なくなる。小さなタスクをクリアしていくことで、ドーパミン分泌を促して。「今日もかわいくなれた」をモチベーションアップにつなげて、マッサージタスクをこなしていこう。

表情筋のケアだけでなくダイエットや美容につながることも多い、川島さんによるアドバイス。少しの手間をかけることと意識を変えるだけで、変化が期待できるのだからやってみない手はないかも。

教えてくれたのは:川島悠希さん

川島悠希さん
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美容整体師。サロン「整体 KAWASHIMA」代表で、整体、骨盤矯正、小顔矯正に定評があり、予約は2か月待ち。YouTubeのセルフケア動画のチャンネル登録者数は、『二重も涙袋もかわいい顔は自力でつくる』刊行当時からさらに増え、現在50万人以上。「美容整体師川島さん。」https://www.youtube.com/channel/UCTGEpK4QW14v7C1tPG306Pw

【データ】
学研プラス『二重も涙袋もかわいい顔は自力でつくる』
著者:川島悠希

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