皇后雅子さまのファッションを色で見ると、目立って多いのが、ブルーと赤系のファッション。特にボルドー系は今までたくさん披露されてきた。そこで、可憐な赤系ファッションをピックアップ。雅子さまらしい着回し術も見逃せない。
ドレッシーなアンサンブルを華麗に
かつてヨルダンのラニア王妃が来日した際は、雅子さまの案内で科学技術館をご視察。このときは、ベルベットのスーツをお召しに。落ち着いた色合いだが、襟元や腰のポケットには、装飾が施されていてドレッシー感がある。手元には同色のレザーのグローブをお持ちになるなど、おもてなしのおしゃれ心が散りばめられていた。(1999年12月)
ワインカラーのツーピースにもアクセントを
ワインカラーのツーピース。犬柄がブラウスと襟、カフスに使われている。右手薬指に光るのはルビーの指輪。7カラットのカボションカットのルビーにダイヤがあしらわれた指輪は、美智子さまから贈られたものだと伝えられている。(2018年11月17日)
地方ご公務でお召しになったときは帽子のリボンにまで犬のプリントを使われる徹底ぶり。動物好きな雅子さまらしいチョイス。ボルドーや真紅のツーピースとなると色のインパクトが強く、着こなすのが難しい印象だが、雅子さまは犬のプリントを取り入れるなど、大人の遊び心が感じられる着こなしだ。(1997年11月)
頭から爪先までオール真紅コーデ
『青少年読書感想文全国コンクール』表彰式に雅子さまがご出席。足元まで赤でまとめられた雅子さま。真紅のスーツはへちま襟のすっきりとしたデザイン。タイトスカートには前左部分にスリットが入っている。インナーは白を選ばれ、アクセサリーは真珠で統一された。(2019年2月8日)