皇后雅子さまのファッションには毎回注目が集まるが、度々お見せになるオールホワイトファッションには、特に憧れを持つ人も多いはず。ワントーンコーデの中でもオールホワイトコーデは難度が高いとされているからだ。雅子さまはさっそうと着こなされている。そこで、雅子さまの優雅な白系ファッションを振り返ってみよう。
今の時代にもフィットするビッグシルエット
皇太子妃時代、オランダ王室の招きでオランダで2週間静養された際の1枚。ややゆったりとしたビッグシルエットの純白パンツスーツに、同系色のパンプスというスタイル。大きめのシルエットながら、パンツにはセンタープレスが施され、スラッとした縦ラインをさりげなく強調している。足元のパンプスが女性らしさを漂わせ、洗練されたオーラを放たれていた。(2006年8月)
アットホームなニットコーデ
51才のお誕生日の際の提供写真。オフホワイトのニットに合わせられたシャネルのストールで、優しくアットホームな雰囲気を演出されていた。このときもインナーのタートルネックのトップス、ボトムのパンツを白で統一。昔からオールホワイトコーデをお召しだということがわかる。(2014年11月30日)
ソフトなホワイトで優しいオーラ満点
2017年に奈良を訪問された際は、オフホワイトのパンツスーツをお召しに。パンツスーツはどちらかといえばマニッシュだが、やわらかいオフホワイトのスーツにソフトな素材のストールを合わせることで、優雅で女性らしいたたずまいにまとまる。(2017年9月2日)
レースジャケットやゴールドの小物使いが華やか
令和初の国賓として来日したトランプ米大統領とメラニア夫人を迎えた宮中晩さん会では、ロングドレスにアメリカの国花・バラの刺しゅうを施したシースルーのジャケットを重ねられた雅子さま。ほんのりベージュがかったドレスに、足元はゴールドの靴を合わせ、胸元の装飾とリンク。さりげなくゴージャスな着こなしだった。(2019年5月27日)