野菜の泥も、頑固な調理器具の汚れもしっかり落ちる頑丈さ
健康にいいとはわかっていても、面倒なのが根菜調理。特に新鮮な泥付き野菜は厄介ですよね。そんなときにも活躍するのが亀の子束子。気持ちいいくらいに汚れが落とせるので、根菜調理が楽しくなるとおそうじペコさんは言います。
「ごぼうなど泥のこびり付いた汚れ落としに最適です。泥汚れと一緒に外側の皮もそぎ落とすことができるので、包丁で皮をそぎおとす作業が短縮されます。気持ちよく落とすことができますし、シンクがごぼうの泥で汚れたら、そのままたわしで軽くこすればシンクもきれいにできます」
まな板の汚れも洗剤なしでびっくりするほどの落ち具合
見た目のおしゃれ度からすると木のまな板は憧れますよね。でもお手入れが難しそうなイメージも。おそうじペコさんは木のまな板を愛用しているそうで、その手入れにもたわしが相性バツグンだそうです。
「まな板の木の繊維の間にはいり込んだ汚れは、硬めのヤシの繊維がしっかり掻き出してくれます。側面ではなく、たわしを少し寝かせて全面を使って洗うと一気に広範囲をこすり洗いでき、時短にもつながります。
野菜など、油っけないものであれば、洗剤を使わずたわしだけで一気にきれいになります。まな板とたわしが天然素材同志なので相性がいいのかもとも感じます」
鉄のフライパンにこびりついた汚れにも負けないタフさ
近ごろ、一生モノとして鉄のフライパンも人気道具として浮上していますよね。ただ、鉄のフライパンは扱いが難しく、断念してテフロン加工のフライパンに戻ってしまうという話もよく聞きます。おそうじペコさんは、そんなデリケートな鉄フライパンのお手入れにも亀の子束子が大活躍していると教えてくれました。
「こげなどどうしても食品がこびりつきやすい鉄のフライパンのメンテナンスにいちばん愛用しています。フライパンを使用したあと、温かいうちにぬるま湯とたわしでこすれば、こびりついた汚れが落ちてほどよい油分だけが残ります。
鉄相手なので、かなり力を入れてこするのですが、繊維の先がヘタらずいつまでも硬さがキープできていて、その丈夫さに感心してしまいます」