暮らしのプロが実際に使ってみて「これ買ってよかった!」と実感した便利グッズを教えてもらうこの企画。今回は、イケアマニアとして知られる整理収納アドバイザーの岡本淳生(あつみ)さんが絶賛する、イケアの木製のまな板『ファシネーラ』について。おすすめの理由や手入れの仕方まで教えてもらいました。
料理の腕が上がったと錯覚してしまうまな板
イケアは、収納グッズの他にも、リーズナブルな値段で手にはいるおしゃれなキッチングッズもかなり狙い目。今回紹介するのは、イケアの木製まな板『ファシネーラ』。木目がおしゃれな雰囲気を醸し出すファシネーラは、2種類あって、マンゴー材のものは、長さ52 cm、幅22 cmと大きめ。
今回岡本さんがおすすめしてくれたのは、アカシア材で長さ28cm、幅は19cmとコンパクト。1.8cmの厚みで安定感があり高見えするデザインです。なのに価格は、999円(税込)という安さ。人気なわけです。
1枚2役、まな板としてもトレイとしても使える!
『ファシネーラ』は、まな板としてはもちろん、料理をのせるボードとしても使えると話題です。初めて使うときには一度洗ってから、「食用オイルをうすく塗ってなじませる」というひと手間が必要です。でもこの使いはじめに油塗りをすることで、かなり「もち」に違いが出てくるようです。
「木製のまな板は、あるだけでキッチンがランクアップします。まな板としてだけでなく、サービングボードとしても使い勝手がいいんです。料理も上手になった気分になれます」(岡本さん・以下同)
“サブまな板”として意外と出番多め!
ファシネーラは、コンパクトなので一般的なまな板よりも小さく、キッチンを占領せずに使える点も便利だと言います。
「まな板として使うときは、小さいものを切るのに最適です。大きいまな板だとだいぶ場所を取ってしまい、料理していて手狭に感じてしまうことがよくありましたが、このファシネーラがあると、横にボウルなども余裕で置けるので、結果時短につながります。手軽に持てるので、切ってそのままお鍋やプライパンへ切った具材を運べます」
「木製なので、刃当たりが柔らかく、切っている時の音もいいですね。ある程度の重みもあるので、安定して切ることができます。キャベツなど、大量にザクザク切るにはサイズが小さく、こぼれてしまうので、もし同じタイプの大きいまな板が必要であれば、ファシネーラのマンゴー材の大きいタイプをチェックしてみてください。」
何をのせてもサマになる!いつもの食卓がインスタ映え
とにかく「買ってよかった!」と一番に実感できたのは、サービングボードとして食べ物をのせたときだと岡本さんが絶賛。
朝食やアフタヌーンティーが一気におしゃれに!
朝食のトーストや、アフタヌーンティーのクッキーも、のせるだけでとってもおしゃれになるのがこのファシネーラの最大のメリットだとか。岡本さんが実際にのせて見せてくれました。
「私は、まな板用と、サービングボード用とヘビロテするので2枚持っています。色味も木目も、1つ1つ違っています。お店では、お気に入りをじっくり選ぶのも楽しいですよ」
「サービングボードでは、チーズや肉(生ハムなども)、一気に華やかになり、ホープパーティ気仕様になります。パンとの相性はテッパンです。朝食もおいしそうに見えます。写真映えは間違いなしです」