「今日の料理はちょっと手を抜きたいけど、おいしいものが食べたい」――そんなときに重宝するのが、丼もの。
そこで、フォロワー25万人以上を抱えるInstagramアカウント「MOAIʼs KITCHEN」を運営する人気インスタグラマーで料理家のもあいかすみさんが、「ふわふわ卵が絶品の鶏そぼろ丼」を伝授。
もあいさんが考案するレシピは、時短、節約、簡単なのに、おいしいと絶賛されるものばかりで、今回、紹介する「ふわふわ卵が絶品の鶏そぼろ丼」も驚くほど簡単です。
「優しいけどご飯が進む味」ですが、それに加えて、より激ウマに味変する「大葉の出汁ガーリック漬け」もプラス。食欲が落ちる夏場もこれなら食べられるはず。
この季節にぴったりな2品。早速、作り方を見てみましょう!
「ふわふわ卵が絶品の鶏そぼろ丼」レシピ
「見た目も華やかで、ボリューム満点。ほっこり優しいけど、ご飯が進む味で、我ながらおいしく仕上がりました。なんとなく実家やおばあちゃんの味を思い出します(笑い)。食欲をくすぐる料理なので、夏バテで食欲不振のときにもおすすめですよ」(もあいさん・以下同)
《材料》(2人分) お手軽度★★☆/調理時間目安:15分/費用目安:500円
鶏ひき肉…200g 【A】[しょうが…1/2かけ(すりおろし) 酒…大さじ3 みりん…大さじ3 しょうゆ…大さじ2 砂糖…大さじ1] 卵…3個 【B】砂糖…大さじ1 水…大さじ1 塩…2つまみ] いんげん…5本 ご飯…2杯分
《作り方》
【1】鶏ひき肉と【A】を鍋に入れ、中火で熱し、色が変わるまで加熱する。
【2】卵と【B】を別の小鍋に入れよく混ぜる。弱めの中火で熱し、複数(4本ほど)の菜箸で、ぐるぐると混ぜ、卵が半熟になったら火を止める。
【3】いんげんは筋をとって、半分に切り、耐熱皿に入れてレンジ(600W)で40秒加熱し、冷水にとって粗熱をとる。
【4】丼にご飯を盛りつけ、【1】【2】【3】をのせたらでき上がり。
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「大葉の出汁ガーリック漬け」レシピ
「よくSNSで大葉漬けを見かけるので、『作ってみたい』と思い挑戦した一品。ご飯に合うので『ふわふわ卵が絶品の鶏そぼろ丼』にもトッピングしてみたら、味変して、より激ウマに。きざんで入れてもいいし、これでご飯を包んで食べても♪ おつまみとしてもおすすめですし、余りがちな大葉を大量消費するのに最適です」
《材料》(2人分) お手軽度★★★/調理時間目安:10分/費用目安:150円
大葉…10枚 【A】[めんつゆ…大さじ1 ごま油…大さじ2 すりおろしにんにく…小さじ1/2 一味…適量]
《作り方》
【1】大葉の軸を落とし、タッパーにずらしながら並べる。
【2】【1】に【A】をかけてラップを密着させて10分おく。
「めんつゆは2倍濃縮です。浅漬け&しその色が退色していきそうなので、長期の保存には向かないかもですが、1人で10枚くらいはぺろっといけます(笑い)」
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教えてくれたのは:料理家・もあいかすみさん
料理家・インフルエンサー。大学卒業後、食品メーカーに就職。全国チェーンのレストランや量販店など、幅広い業態のメニュー開発を手掛ける。忙しく働きながら自炊してきた経験と、栄養士の資格を生かして、料理研究家として独立。Instagramで紹介している“働く女性のための簡単時短レシピ”か好評。著書に『がんばらなくてもできるおいしい!すぐレシピ MOAI’s KITCHEN #OL仕事めし』(KADOKAWA)がある。Instagramアカウント「MOAIʼs KITCHEN」はフォロワー25万人以上。Twitter・Tiktokでも料理情報を発信している。