おうち時間が増えるのに比例してキッチンの使用頻度が高くなったという人も多いはず。食品から調理器具までこまごましたものが多いキッチンを片付けようと思ってもどう片付けたらいいか収納に悩んでいる人には、インスタグラムのフォロワーが25万人超えの整理収納アドバイザー・akiさんの収納ワザがおすすめです。著書『楽してキレイが続くシンプル収納』(あさ出版)には、頑張らずキレイが長続きするキッチンの収納術が紹介されています。
「料理をする」「食器の出し入れ」2大仕事をしやすいキッチン収納に
キッチンの収納を考えるときは、キッチンでの行動を確認し、その仕事をしやすい環境を作ることが大事だというakiさん。

「キッチンでのメインの仕事は、食事を作ることと食器の出し入れなので、いかに歩数を少なく移動して、時短でスムーズに料理できるか、食器の出し入れを無駄なくできるか、この2つを重点的に考えて収納を整えています。アイランドキッチンの真横にダイニングテーブルを置いたことで、食事を出すときも片付けるときも動きがスムーズに。
また、真っ白なキッチンにしたことで汚れが目立ち、キレイさを保てています。リビングから見たときに嫌でも汚れが目にはいるので、気になったときに掃除ができるんです。食器や調理器具の収納もすべて、料理のときの動作を考えて出し入れしやすいように工夫。これもキッチンのキレイさを保つ秘訣です」(akiさん・以下同)
キッチン収納は“使う場所のすぐ近く”が鉄則
キッチン下に引き出しなど収納がついている家庭が多いと思いますが、ここにもakiさんの時短や家事ラクを考えた収納術がつまっています。

「キッチン用品は使う場所の近くに収納するのがマイルール。例えば、鍋やフライパンはコンロ下の引き出しに入れています。鍋は無印良品のアクリル仕切り板と100均のクリア色のブックエンドを組み合わせて収納。2つのフライパンは上部の棚に置き、フライパンのフタは同じサイズのフライパンの下に置いています。
揚げ物用の鍋は、使用頻度の低い両手鍋に重ねてしまっています。やかんは収納に苦労するので、我が家にはやかんはなく、麦茶も鍋で沸かします。代用できるものが見つかれば、『1つ2役』で使えて便利な上、ものを減らすことも可能。また、コンロの掃除で使うスプレーなどは開き扉の内側にタオルハンガーを取り付けて掛けて収納しています」
“死角”も有効活用!コンロ脇には“スタメンキッチングッズ”を
akiさんの収納術は死角を活かすのも得意ワザのひとつ。キッチンでも換気扇に収納スペースがあるというから驚きです。
換気扇にも収納場所を確保する

「キッチンペーパーはコンロで立ったまま片手で取りたいので、コンロ上の換気扇にティッシュ型のものをマグネット式のティッシュケースに入れて浮かせて貼り付けています。また、換気扇の同じ場所にキッチン用ポリ袋も3サイズ浮かせて収納。これもポリ袋のケース裏にマスキングテープで2つの強力マグネットを貼り付けて、換気扇に貼って収納しています。
この場所に必須な消臭ビーズも後ろにマグネットを付けて配置。リビングからは見えない場所ですし、使い勝手もよく気に入っています」
コンロ脇には使用頻度の上位アイテムを集結
家庭によってよく使う調味料やお茶のティーバッグなど、いくつかスタメンとも言える使用頻度の高いものがあると思います。作業のしやすさを考えて、akiさんはコンロ脇の引き出しにわかりやすく収納しています。

「コンロとシンクの間にある引き出しは、キッチンで作業するときに使いやすいベストポジション。なので、この引き出しは、空間の無駄をゼロにして最大限に有効活用しています。この場所でよく使う、食洗機用洗剤や排水溝ネットなどの食品ではないものの他、麦茶などのティーバッグ、調味料、だし素材などもクリアで、中身が見える容量の大きい保存容器にしまっています。
よく使うものは早くなくなるので、中身の残量が見える透明な保存容器がベストです。フタの上にラベリングをすれば間違いもありません」
akiさんが考えた「楽をするため」の収納ルールは、簡単でタメになるものばかり。さっそくキッチンの使い勝手を見直しましょう!
◆教えてくれたのは:整理収納アドバイザー・akiさん

2017年に整理収納アドバイザー1級を取得し、翌年1月にInstagram(@shiroiro.home)を開設。シンプルライフを目標とする「無理をしない収納づくり」をテーマに、オリジナリティー溢れる収納術を発信。フォロワー数は、2021年10月現在、25万超え。収納術やライフスタイルに関して、メディアにも多数登場。