90年代中頃から俳優として活動し、映画『太陽はない』では史上最年少で「青龍映画賞」の主演男優賞に輝いたイ・ジョンジェ。以降、『観想師-かんそうし-』『暗殺』などの映画にも出演し着実にキャリアを積んできた彼が、最近『イカゲーム』の主演を務め、ますます注目を集めています。そこで、彼のファッションをチェック! 写真の左から順に見ていきましょう。
同色のポケットチーフにニクい演出
主演映画『サバハ』のプレス試写会に出席した際は、セットアップコーデを披露した。ダブルジャケットのボタンを開け、中に合わせた柄シャツをチラリ。オープンカラーだからクールかつワルさも際立って、彼が着ると雰囲気満点だ。黒のポケットチーフはジャケットと同色だが、ペイズリー柄がさり気なく存在感を出している。(2019年2月13日)
チェック柄をたっぷり取り入れ上品に
ドラマ『補佐官』の記者会見には、チェック柄でコーディネートを楽しんだ。グレンチェックのツーピースは、彼が着ると一層上品。スリムなシルエットもスマートな印象を与えている。また、少し幅広のタイもチェック柄をチョイス。靴以外は、靴下も全てブラウン系のカラーで統一し、優しい雰囲気をまとった。(2019年6月13日)
秋を感じさせるカラーリング
ドラマ『補佐官2』の会見に出席した際は、キャメルブラウンのジャケットに袖を通した。ショールカラーでワンボタンというシンプルな仕立てだ。中には、オフホワイトのタートルネックニットをあわせて、より柔らかな雰囲気にまとめた。また、スラックスはワントーン暗い色をセレクト。黒いブーツとのバランスをとった。(2019年11月7日)
作品にあわせて“悪い”イメージ
主演映画『ただ悪より救いたまえ』のプレス試写会では、再びモノトーンスタイルに。ジャケット&スラックスを黒、シャツを白にしたオーソドックスなコーディネートだが、ジャケットはダブル、足元には素足がのぞくなど、そこかしこで“悪”を演出していた。柄物のタイとポケットチーフがコーデのアクセント。(2020年7月28日)
ペールピンクで優しいおじさまに
ウイスキー「バランタイン」のポップアップスペースがオープンした記念イベントでは、少しカジュアルな装い。オフホワイトのボトム&シューズにピンクのプルオーバーをあわせ、穏やかなコーデを披露した。ピンクはピンクでもペールトーンだからしつこくなく、品を感じさせる。(2021年3月5日)
フォーマルで見せた「白✕黒」の好バランス
ロサンゼルス・カウンティ美術館で毎年行われている「Art+Film Gala」のパーティーに出席した際は、タキシードで決めた。ジャケットは明るく目を引く白を選んだからこそ、蝶ネクタイは少し小さめに。また、ボトムは黒にして明るさよりもシックな印象を際立たせた。イ・ジョンジェのような大人の男だからハマるコーディネートだ。(2021年11月6日)
◆イ・ジョンジェProfile
生年月日:1972年12月15日
身長:180cm
血液型:B型
主な出演作:映画『太陽はない』、『観想師-かんそうし-』、ドラマ『イカゲーム』
主な受賞歴:「青龍映画賞 主演男優賞」(1999年)、「百想芸術大賞 男性助演賞」(2014年)、「釜日映画賞 主演男優賞」(2015年)
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