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結論!ルンバの選び方が丸わかり|18万円台の最上位モデルはどんな人に“買い”なのか

【3】マッピングなしでも吸引力は十分な『ルンバ e5』

『ルンバ e5』
マッピング機能はないもののセンサーで部屋の状況を確認しながら移動するうえ、『600』シリーズの5倍の吸引力。『ルンバ e5』:3万9800円(税込)※以下、機種名の『ルンバ』は略
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「普及モデルとして発売された『e5』も今年10月、4万9800円から3万9800円へと1万円値下げされ、さらに身近な価格に。マッピング機能はありませんが、センサーで部屋の状況を確認しながら移動し、『600』シリーズの5倍の吸引力でゴミをしっかり吸引します。これまで紹介したルンバのように複数の部屋を掃除することはできませんが、ワンルームや1LDKといったシンプルな間取りの家や、リビングだけは毎日掃除したい、といったニーズにピッタリです。

なお『600』シリーズはもっともベーシックな機能のみを搭載しており、価格は『e5』と同じ3万9800円のため、吸引力やお手入れの観点から考えると、『e5』がおすすめです」

『ルンバ e5』が家具の間を縫うように掃除している
複数の部屋を掃除することはできないが1LDKなどシンプルな間取りの家には十分
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ベーシックモデルであっても、吸引力は他社のロボット掃除機と遜色ないといいます。自分はどの程度の吸引力が必要か、ハイモデルにあるマッピング機能や自動ゴミ捨て機能などもあった方がいいのかどうかがルンバ選びの決め手となりそうです。公式オンラインストアでは2週間1980円でレンタルができるので、一度試してから検討してもいいでしょう。

◆教えてくれたのは:家電ライター・田中真紀子さん

田中真紀子
家電ライターの田中真紀子さん
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白物家電・美容家電を専門とするライター。雑誌やウェブなどの多くのメディアで、新製品を始めさまざまな家電についてレビューを執筆している。https://makiko-beautifullife.com

取材・文/桜田容子

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