新型コロナウイルスの感染拡大の影響で現在閉園中の上野動物園で、2021年6月23日に生まれた双子のジャイアントパンダ・シャオシャオ(オス)とレイレイ(メス)、その母・シンシンはどう過ごしているのでしょうか。木に登るシャオシャオとレイレイの写真とともに、近況を紹介します。
シャオシャオとレイレイはすくすく成長中!
124gで生まれたレイレイは、2月7日には17.05kgにまで成長。初めて西園「パンダのもり」の室内展示室からつながる運動場に出た1月30日には、20分ほど外の世界を体験して室内に戻りました。
一方、146gで生まれ、2月7日の計測ではレイレイと同じく17.05kgを記録したシャオシャオが外に出たのは2月1日。シャオシャオはその日、1分もしないうちに室内に戻りましたが、今では2匹とも室内展示室を自由に行き来しています。2頭とも、お外での“散歩”がすっかり気に入ったようです。
毎日のように木登りを楽しむシャオシャオとレイレイ
レイレイは毎日のように木の上で休む姿を見せ、シャオシャオも木登りを楽しむなど、早くも“パンダらしさ”を発揮。活発に過ごしています。
2月7日に公開された動画では、慣れた手つきで木に登ったレイレイが木から降りるとき、かわいらしくゴロンと地面に転がる姿も見られました。シャオシャオは枝のない太い木でも、スルスルと器用に登ります。どちらも木登り上手なようです。
シャオシャオの背中の印
シャオシャオの背中には印がついていますが、これ、監視カメラの映像で個体を明確に識別するためのもの。母子ともにこの印を気にする様子は見られないそうです。