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投資するなら「最低5年、長くて10年待つべき」とFP|手堅い資産形成術【後編】

個別銘柄ではなく分散して投資すべし

とはいえ、10年間保有していても利益が出ない“保有損”な株もあり、株には手を出しづらいという人もいるでしょう。そんな人にも、そうでない人にもおすすめなのが、分散投資。

「個別銘柄に集中的に投資をしていると、長期保有をしていても損失を抱えていることは少なくありません。だからこそ、投資は分散して行う必要があるのです」

いろいろあるイメージ
損を避けるためには分散して買うのがポイント!(Ph/PhotoAC)
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まとめると、投資は長期であればあるほどリスクは少なく、損を避けるには商品を分散して複数買うことが大事。

例えば「20年後、介護付有料老人ホームの入居一時金を一括で払えるように、1千万円から2千万円まで増えていればいい」というように、10年後、20年後に何に使うか目的を明確にしたうえで、リスクを分散しながら資産運用をすることです。単に銀行に預けるよりは、希望が持てるのではないでしょうか。

◆教えてくれたのは:ファイナンシャル・プランナー・渡邊一慶さん

ファイナンシャル・プランナー・渡邊一慶さん
ファイナンシャル・プランナー・渡邊一慶さん
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株式会社マネージュ代表取締役、ファイナンシャル・プランナー、マネー教育アドバイザー。1983年、愛知県生まれ。関西外国語大学を卒業後、三菱UFJ証券に入社。アメリカのシティバンク銀行からヘッドハンティングされて転職。その後、プライベートバンクで世界最大手のスイスのUBS銀行へ。クライアントアドバイザーとして、金融資産2億円以上の富裕層顧客の資産管理を担当する。2016年に独立して現職。著書に、『定期預金しか知りませんが、私、本当にお金持ちになれるんですか?』(秀和システム)がある。https://twitter.com/manege8341

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