入浴剤として使えば美容効果も?
重曹は温泉の成分の1つである炭酸水素ナトリウムからできています。なので、重曹を入浴剤としても使うと、血行促進や美肌などの効果も期待できます。
お風呂の皮脂汚れが落ちやすくなる
重曹をお風呂に大さじ3杯程度入れると、重曹風呂になり肌がスベスベになり、入浴後のお風呂掃除もラクになり、一石二鳥です。
重曹には油汚れを分解してきれいにする効果があるので、浴槽についた皮脂汚れも中和します。さらに、入浴後のお湯に洗面器やイスなどをつけ置きしておけば、汚れが落ちやすくなります。
ただし、掃除がしやすくはなりますが、すべての汚れがきれいに落ちるわけでないので、お湯を抜いたあとに軽くスポンジでこすってシャワーなどで洗い流しましょう。
間違えて口にしても食用の重曹なら安心
重曹は自然界に存在する成分なので、使い方を間違えなければ基本的に体への影響はありません。掃除などに使う場合、重曹は100円ショップなどで売っているもので大丈夫ですが、小さいお子さんやペットと暮らしている場合は食用と記載のあるものを使った方が安心です。
また重曹は大理石、アルミ製品、塗装面(うるし、ニスなど)には使えないので、素材には注意しましょう。
◆教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん
節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。https://www.maruyama-harumi.com/
構成/吉田可奈