健康・医療

医師が推奨する高カカオチョコレートの「チョコちょこ食べ」その効果は?

おやつタイムの「ごほうびチョコ」で脳のエネルギー不足を改善

仕事や家事の最中、ぼーっとしてやる気が出なかったり、集中力が保てなかったり、イライラしやすくなったり。そんなときは、脳のエネルギー不足が考えられます。脳のエネルギーとなるのは糖質です。低GI食品で太りにくい高カカオチョコレートなら、罪悪感なく糖質を補給できます。

また、カカオに含まれるマグネシウムには、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の合成を助けたり、ストレスに対抗したりする働きがあるため、リラックスしたいときやイライラをおさえたいときに最適です。

晩酌のおともに高カカオチョコレートで罪悪感軽減

高カカオチョコレートは、お酒を飲む際のおともとしてもおすすめです。高カカオチョコレートに含まれるカカオポリフェノールは、数あるポリフェノールの中でも抗酸化機能が高く、飲酒によって増える活性酸素の対策にもなります。また、インスリン抵抗性が低下し糖代謝がスムーズになり、肝機能が高まります。もちろん、お酒の量を適量にとどめることも大切ですよ。

皿に並べたチョコレートとオレンジ
高カカオチョコレートはお酒のお供にも(Ph/photoAC)
写真6枚

「おやすみチョコ」で睡眠の質を高める

眠りが浅い、うまく寝つけないなど、眠りに不安があるかたにおすすめしたいのが寝る前の「おやすみチョコ」です。カカオに含まれる「GABA(γ-アミノ酪酸)」やテオブロミンには、ストレスをやわらげリラックスさせる効果があり、睡眠の質を高めてくれます。

寝る前にチョコを食べるのはちょっと…というかたは、寝る1~2時間前に「ホット高カカオチョコ」を飲むのがおすすめです。体が温まって気分が落ち着き、心地よく眠れると思います。

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