暮らしのプロが実際に使ってみて「これ買ってよかった!」と実感した便利グッズと、暮らしに役立つテクニックを教えてもらうこの企画。今回は、“科学する料理研究家“として活躍する、さわけんさんが、みじん切りマシンについて、お気に入りポイントを教えてくれました。
さくさくみじん切りができ、手動だから細かさの調節もできる
さわけんさんが教えてくれたのは、K&Aの『ぶんぶんチョッパースーパー5』(1958円〈税込〉)。みじん切りがあっという間にできる調理ツールです。サイズは直径12.5×14cm。容量は900mlです。
「私が知る限り、最初に出たのはスイス製の赤い野球帽子の形の蓋がついたもので、刃は2つでした。最初の印象は、野菜を入れるカップの大きさの割に刃が少なく、刃が切れ味のあまり期待できないただのステンレス板に見えたので使いやすいのか疑問でした。試しに使ってみると意外と早くきれいにみじん切りができ、驚きました。当時は4000円程度だったと思いますが、高く感じたので購入には至らず。
その後、ティファールから出ている同じようなタイプのみじん切り器を見つけましたが、こちらも値段がちょっと高めでした。その数年後、Amazonで検索してたどりついた『ぶんぶんチョッパー』は、お手頃な価格で、使いやすそうだったので、購入することに。買って正解でした!」(さわけんさん・以下同)
使ってみるとその“快適さ“がヤミツキに
さわけんさんは、見た目のレトロさ(アナログな感じ)とは裏腹に、使いやすく、コスパがいいところにハマり、周囲にもおすすめするようになったそうです。
「職業柄、ある程度は形を見て機能を推測できるのですが、以前試したモデルよりも刃がよく切れそうな形になり、刃の枚数も増えていました。説明書を読むとこの『スーパー5』というのは“強化版“となっていて、刃と蓋などが改良されてブラッシュアップされたようです。刃は鋭い5枚刃で切れ味が抜群。刃に食材が引っかかるもの軽減され、さらにラクに切れるようになっています。値段も2000円弱だったので、納得して購入できました。使ってみるともう快適で、ヤミツキになります」
手動だから自分のさじ加減でできる!
電動のほうがもっと便利なような気もしてしまいますが、さわけんさんいわく、「手動」がハマる理由だそうです。
「餃子やお好み焼き、ミートソース、カレーなど、使う場面は思っている以上にあります。玉ねぎなどの野菜をざっくり切ってチョッパーに入れハンドルを引いて切るという使い方。至って単純です。入れる野菜の硬さや大きさによって必要な力は違いますが、一度回り始めたらラクにみじん切りができます。
意外にもこの手動が便利で、細かくなりすぎず、好みの粒感で止められますし、何度もしっかり回せば思った以上に簡単に細かなみじん切りにもでき、このさじ加減は手動ならではです」