意外?ジャングルや森は昼も涼しい。最強はブナ林
日光を遮るジャングルや森は、昼でも地面に日光があたらず中は意外と涼しいもの。特に幹にたっぷりの水分を含むブナは天然のクーラーとなり、ブナ林はとても涼しいのです。屋外アクティビティなどを選ぶときには活動するフィールドをしっかり確認。こういった場所が舞台なら日中も楽しめます(ただし水分・塩分補給は忘れずに)。
気温は年間一定。地下の観光スポット
鍾乳洞など地下のスポットは一年中気温が安定し、夏に入るとひんやりと涼しさを感じられます。私のおすすめは、栃木県の宇都宮市にある大谷石地下採掘場跡(大谷資料館)。ダイナミックな採石場は見どころも多く、中はひんやり。ぜひ近くに行くことがあればお試しを。
高度が上がれば涼しく、さまざまに楽しい夏のスキー場
夏のスキー場は、グランピングやトレッキングの基地、さまざまなアクティビティを実施するところが増えています。夏休みを中心に、スキーのゴンドラを動かし、山頂からの景色を楽しんだり散策ができるところも。涼と絶景を求めてでかけてみるのもいいのでは?
いかがでしたか? 熱中症対策を十分に、久しぶりの夏旅をお楽しみください。
◆教えてくれたのは:旅行ジャーナリスト・村田和子さん
旅行ジャーナリスト。「旅を通じて人・地域・社会が元気になる」をモットーに、旅の魅力を媒体で発信。宿のアドバイザー・講演なども行う。子どもと47都道府県を踏破した経験から「旅育メソッド(R)」を提唱、著書に「旅育BOOK~家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ(日本実業出版社・2018)」。現在は50歳を迎え、子どもも大学生となり、人生100年時代を楽しむ旅を研究中。資格に総合旅行業務取扱管理者、1級販売士、クルーズアドバイザーなど。2016年よりNHKラジオ『Nらじ』月一レギュラー。トラベルナレッジ代表(https://www.travel-k.com/)。旅ブログも行っている(http://www.murata-kazuko.com/)。
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