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とうもろこしは夏バテ対策におすすめ!野菜ソムリエプロが教える栄養と簡単ご飯レシピ

とうもろこしの豆知識&おすすめレシピ

とうもろこしには、たくさんの種類があることを知っていますか? 一般的にとうもろこしと呼ばれている品種は「スイートコーン(甘味種)」です。多種多様なとうもろこしについてご紹介します。

豊富な品種があり、身近な食べ物のとうもろこし

スイートコーンの中にも、粒が濃い黄色のゴールデンコーン、粒が白色のシルバーコーン、黄色の粒と白色の粒が混在しているバイカラーコーンなどの品種があります。焼いたり茹でたりするだけでなく、近年ではみずみずしさと甘さが特徴の生食可能なとうもろこしも増えています。

3本のとうもろこし
2色の粒のバイカラーコーン(Ph/photoAC)
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サラダや中華料理に使われることが多い「ヤングコーン」は、スイートコーンの実が大きくなる前に収穫したものです。加熱調理をして水煮などのパックで売られているものは通年で手に入りますが、旬の時期には生のものがスーパーに並ぶことも。生のヤングコーンは、加工品とは違うシャキシャキとした食感を楽しめます。またヤングコーンのひげもさっと炒めて食べることができますのでぜひ実と一緒に調理してみてください。

焼いたヤングコーン
ヤングコーンはひげも食べられる(Ph/photoAC)
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ほかにも、お菓子のポップコーンに使われる品種「ポップコーン(爆裂種)」は粒の皮がとても硬いのが特徴。加熱すると硬い皮に包まれた粒の中の水分が破裂して、ポップコーンができ上がります。また、飼料として使われている「デントコーン(馬歯種)」も、コーンオイルやコーンスターチの原料です。

プロおすすめのとうもろこしレシピ

ご飯と一緒に炊くことで、ふんわりと甘い「とうもろこしご飯」ができます。米2合、とうもろこし1本(ほぐした実と芯)、塩小さじ1、酒大さじ1/2を合わせて炊飯器に入れて炊くだけ、と簡単。

とうもろこしご飯
とうもろこしご飯は芯も入れて炊くのがおすすめ(Ph/photoAC)
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芯からも甘みのあるダシが出るので、一緒に炊くのがおいしく作るコツです。炊き上がったら芯を取り出して、さっくりと全体を混ぜましょう。カラフルな見た目が食欲をそそる、おすすめの一品です。

◆教えてくれたのは:野菜ソムリエプロ・福島玲子さん

野菜ソムリエの福島玲子さん
野菜ソムリエプロ・福島玲子さん
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ふくしま・れいこ。野菜ソムリエプロのほか、アスリートフードマイスター2級、ジュニア食育マイスター、食の検定1級、ベジフルカッティングスペシャリスト、エコクッキングナビゲーターなど多数の資格を持ち、日本野菜ソムリエ協会創立 20 周年記念事業『野菜ソムリエ名鑑 vol.1』に掲載されている。現在は、“野菜や果物から健康に”との考えを大切に講演・セミナー講師、イベント・セミナー運営サポート、コラム、料理教室、レシピ開発や監修・ジュニアアスリートの栄養指導・など、多岐にわたって活動中。https://ryufrei.com/

構成/イワイユウ

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