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雑談コミュニケーション専門家が教える「すごい雑談力」とは?話を広げるための質問のテクニックを指南

話を広げたいときは「5W3H」の質問を

さて、自己紹介も終わり雑談がスタート。相手が何気なく話した内容に対し、「いいですね」で終わらせてしまい話が続かない、と悩む人もいるでしょう。そんなときのために、相手に投げ返す“ボール”を複数持っておきたいところ。松橋さんは、「5W3H」の質問を頭に入れておくことを提案します。

【1】When(いつ)

【2】Where(どこで)

【3】Who(誰が・誰と)

【4】What(何を)

【5】Why(なぜ)

【6】How(どのように)

【7】How many(どれくらい)

【8】How much(いくら)

例えば、話しの流れで、相手が夏休みの旅行の話をしてきたとき。

「あら、いいですね。楽しんで行ってらっしゃい」と返してしまえば、会話のキャッチボールはそれで終了。「どちらまで?」「ご家族で?」などと、「いつ」「どこ」「誰と」「どれくらい」の「5W3H」から適宜質問を拾うとよいでしょう。

クエッションマーク
「5W3H」を屈指して会話のキャッチボールを続けてみよう(Ph/イメージマート)
写真7枚

より掘り下げることで話はどんどん広がる

内容によっては、「具体的には?」「例えば?」「…というと?」など、より掘り下げて聞くと、話はどんどん広がります。

「友人知人との会話では、さまざまなことをあいまいにしながら話を進めていくことが多いでしょう。とりわけ、悩み相談のときにはあえてあいまいな部分には触れないことも。ただし雑談レベルの当たり障りのない話の内容なら、気になったことは5W3Hの質問をすることで、より具体的で詳細な会話になり、話が広がります。ぜひ試してみてください」

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