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皇后雅子さまの夏のワンピーススタイル 清涼感キープのカギは「色」と「小物」

2016年8月、第1回山の日記念全国大会に出席されるため長野をご訪問された天皇陛下と雅子さまと愛子さま
天皇陛下(当時は皇太子)もモノトーンコーデでほのかにリンク(2016年8月10日、Ph/JMPA)
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8月にはいり、猛暑はピークに。夏は一枚でおしゃれが決まり、コーディネートもラクちんなワンピースが大活躍します。そこで、皇后雅子さまの夏のワンピーススタイルに注目。ともすれば“ラフ“になりがちなワンピーススタイルも、雅子さまはきちんと感を常にキープ。その着こなしのコツを、スタイリストの横山麻里さんとともにチェックします。

ワンピースの“ラクチン”感はアクセサリーや小物のアクセントで回避

ワンピースはコーディネートがラクなぶん、気をつけないと部屋着感が出てしまうもの。横山さんに雅子さまのように上品さをキープしたワンピースコーデに必要なテクニックについて教えてもらいました。

「まず、気をつけたいのが、年齢の出やすいデコルテが大きく開いたワンピースは避けること。デコルテを含め、首元は年齢が出やすいので、ネックレスを忘れずにつけてください。また、無地のシンプルなデザインのワンピースは、部屋着っぽくならないように、アクセサリーや上品な小物でアクセントをつけましょう。

甘めのデザインなら、若作り感を和らげるために、色味はシックなものを選んだり、パールのアクセサリーをプラスしたりと、大人要素を取り入れると素敵です」(横山さん・以下同)

上品な大人マリンスタイル

2007年7月、モンゴルへの公務に出発される天皇陛下(当時は皇太子)のお見送りをする雅子さまはネイビーのフレアワンピースに白ジャケットをお召しに。

2007年7月、モンゴルへの公務に出発される天皇陛下(当時は皇太子)のお見送りをする雅子さま
シックな配色ながらフレアなワンピースがフェミニン(2007年7月10日、Ph/JMPA)
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2007年7月、モンゴルへの公務に出発される天皇陛下(当時は皇太子)のお見送りをする雅子さま
コントラストのある配色がクリーンな印象(2007年7月10日、Ph/JMPA)
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2007年7月、モンゴルへの公務に出発される天皇陛下(当時は皇太子)のお見送りをする雅子さま
くるんと外ハネしたヘアスタイルが新鮮(2007年7月10日、Ph/JMPA)
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「シンプルなネイビーワンピースに、白ジャケットを羽織り、大人のマリンスタイルに。ジャケットもきちんと感のあるデザインと素材なので、カジュアルな印象のマリンスタイルも、落ち着いた品を感じさせます。

マリンスタイルというと、ボーダーを思い浮かべてしまいますが、大人は、ボーダーよりも、配色で、マリンスタイルを取り入れるのがおすすめです。今回のネイビーワンピースのように、きちんと感のあるものをセレクトすると、ベースがきれいめなので、カジュアルな小物を合わせても、大人っぽい印象に。足元は、カジュアル度の高いサンダルにしてもアクセサリーをパールでまとめると、大人カジュアルスタイルに仕上がります」

女性らしいシルエットのワンピースをシックな色合いで清楚に

2013年6月、スペインに出発される天皇陛下(当時は皇太子)をお見送りする雅子さまは、ネイビーのワンピースに白のジャケット、パールのアクセサリーをお召しになっていました。

2013年6月、スペインに出発される天皇陛下(当時は皇太子)をお見送りする雅子さま
ワンピースの裾のラッフルデザインがフェミニン(2013年6月10日、Ph/JMPA)
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2013年6月、スペインに出発される天皇陛下(当時は皇太子)をお見送りする雅子さま
足元もネイビーのパンプスで引き締めて(2013年6月10日、Ph/JMPA)
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2013年6月、スペインに出発される天皇陛下(当時は皇太子)をお見送りする雅子さま
アクセサリーはパールで統一(2013年6月10日、Ph/JMPA)
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「ネイビーのワンピースの裾がラッフルデザインになっているので、テーラードジャケットを合わせても、とても女性らしい雰囲気にまとまっています。シンプルな着こなしだからこそ、裾のラッフルデザインが引き立ち、清楚な印象に。

甘めのデザインワンピースはシックなカラーで取り入れると甘すぎず、大人女性にはバランスがよく着こなせます。今回のように、裾がラッフルになっていたり、袖がフリルになっているなど、デザインの一部が甘めなワンピースをセレクトすると、一枚でさまになり、上品な着こなしになります」

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