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皇后雅子さまの梅雨シーズンコーデは「白×ネイビー」、白配分多めでよりエレガントに

2005年5月、ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下(当時)を、空港でお見送りする天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
「白×ネイビー」とまとめられた雅子さま。傘までネイビーで色合わせはパーフェクト(2005年5月7日、Ph/横田紋子)
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梅雨の気配を感じるこのごろ。気分までジメッとしないために、ファッションはさわやかさに決めたいですよね。そこで、今回は、皇后雅子さまの梅雨シーズンのファッションをチェック。よくお召しになっている白×ネイビーなど、バイカラーファッションについて着こなしのポイントを探ります。

ネイビーのハイネックトップスをインナーに選ぶことで凛とした佇まい

2005年5月、ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下(当時)を、空港でお見送りする雅子さま。

2005年5月、ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下(当時)を、空港でお見送りする天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
天皇陛下(当時は皇太子)もネイビー×水色のネクタイで雅子さまとリンク(2005年5月7日、Ph/横田紋子)
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2005年5月、ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下(当時)を、空港でお見送りする天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
マニッシュな雰囲気の中にも帽子のリボンがフェミニンさを添える(2005年5月7日、Ph/横田紋子)
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2005年5月、ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下(当時)を、空港でお見送りする雅子さま
つば広帽子が優雅な雰囲気(2005年5月7日、Ph/横田紋子)
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2005年5月、ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下(当時)を、空港でお見送りする天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さまと秋篠宮御夫妻
紀子さまは水色のセットアップでおまとめに(2005年5月7日、Ph/横田紋子)
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雅子さまは、白のセットアップに、ネイビーのハイネックのトップスを合わせられるというおしゃれ上級者なコーディネート。帽子のリボンやバッグ、靴もネイビーを効かせることで、シュッとしたマニッシュなオーラもチラリ。ラペルと袖口には小粒のパールが施された甘めのジャケットも、ネイビーを合わせることで凛とした表情になります。

太めのネイビーラインでスタイルアップ

2006年6月、シンガポール&タイを訪問される天皇皇后両陛下(当時)を空港でお見送りする雅子さま。この先もよくお召しになっているバイカラーのジャケットでお目見え。

2006年6月シンガポール&タイご訪問の当時の天皇皇后両陛下(当時)を空港でお見送りする天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
顔周りは白が多めで顔映えよく(2006年6月8日、Ph/横田紋子)
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2006年6月シンガポール&タイご訪問の当時の天皇皇后両陛下(当時)を空港でお見送りする雅子さま
特徴的な襟がおしゃれなポイント(2006年6月8日、Ph/横田紋子)
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2006年6月シンガポール&タイご訪問の当時の天皇皇后両陛下(当時)を空港でお見送りする天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
スカートや靴は締め色のネイビーですっきりおまとめに(2006年6月8日、Ph/横田紋子)
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2006年6月シンガポール&タイご訪問の当時の天皇皇后両陛下(当時)を空港でお見送りする天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
パールのアクセサリーが艷やか(2006年6月8日、Ph/横田紋子)
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雅子さまがお召しの、太めのネイビーのパイピングがポイントの白のジャケットは、タイトスカートのネイビーとつながって、縦のラインを強調。すっきりとした印象を与えてくれます。つばの広い帽子は、それだけで顔をスマートに見せてくれますが、横についているネイビーのリボンが太いことで、よりその印象を強めています。胸元からのぞくパールのネックレスや耳元に光るパールのイヤリングが、清楚な雰囲気を後押ししています。

→皇后雅子さまの麗しきパールファッションはコチラ

ネイビーのブレードがアクセントのジャケット

2015年7月、南太平洋の島国、トンガの国王戴冠式に出席するため、同国に向けて民間のチャーター機で東京・羽田空港を出発された天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま。

2015年7月、南太平洋の島国、トンガの国王戴冠式に出席するため、同国に向けて民間のチャーター機で東京・羽田空港を出発された天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
天皇陛下(当時は皇太子)もネイビーのスーツでほんのりリンク(2015年7月2日、Ph/JMPA)
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2015年7月、南太平洋の島国、トンガの国王戴冠式に出席するため、同国に向けて民間のチャーター機で東京・羽田空港を出発された天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
ジャケットのブレードが立体的で華やか(2015年7月2日、Ph/JMPA)
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2015年7月、南太平洋の島国、トンガの国王戴冠式に出席するため、同国に向けて民間のチャーター機で東京・羽田空港を出発された天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
パールのイヤリングが上品さを底上げ(2015年7月2日、Ph/JMPA)
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2015年7月、南太平洋の島国、トンガの国王戴冠式に出席するため、同国に向けて民間のチャーター機で東京・羽田空港を出発された天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
到着された陛下と雅子さま。遠目からでもブレードのラインがくっきりメリハリのある印象に(2015年7月2日、Ph/JMPA)
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雅子さまがお召しになったセットアップは、ネイビーカラーが効いて、知的で上品な佇まい。白いジャケットに施されたネイビーのブレード(絹、木綿、麻、羊毛、ビーズなどで作られたテープ状のひものこと)がアクセントになっています。アクセサリーはロイヤルファッションの定番、パールで華やかさをプラス。

顔映え抜群の白ジャケットで明るく五輪選手を激励

2016年7月、リオデジャネイロ五輪の日本代表選手団の結団式にご出席の際の雅子さまは、ひときわ清楚で明るい白ジャケットが素敵でした。

2016年7月、リオデジャネイロ五輪の日本代表選手団の結団式にご出席の際の雅子さま
少しフレアなスカートが可憐な表情(2016年7月3日、Ph/JMPA)
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2016年7月、リオデジャネイロ五輪の日本代表選手団の結団式にご出席の際の雅子さま
白ジャケットからのぞくネイビーがノーブルな印象を後押し(2016年7月3日、Ph/JMPA)
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2016年7月、リオデジャネイロ五輪の日本代表選手団の結団式にご出席の際の天皇陛下(当時は皇太子)雅子さま
足元もバイカラーのパンプスでメリハリコーデ(2016年7月3日、Ph/JMPA)
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この日の雅子さまは、白のジャケットの下にネイビーのワンピースをご着用。スカートはタイトスカートではなく、ほんのりフレアのデザインで、歩くたびに可憐に揺れていて、フェミニンな雰囲気を強めています。帽子と靴は白×ネイビーのバイカラーで、清潔感あふれるコーディネートでした。

→皇后雅子さまの「白×ネイビー」爽やか配色コーデはコチラ

スカートをネイビーから白にシフトしてさわやかさUP

2019年5月、新皇后としておひとりで公務に臨まれた全国赤十字大会では、白×ネイビーのツートンカラーが涼しげなスーツでお出ましに。

2019年5月、全国赤十字大会にご出席の雅子さま
白地にくっきりネイビーがキリッとしたメリハリのある雰囲気に(2019年5月22日、Ph/JMPA)
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2019年5月、全国赤十字大会にご出席の雅子さまや紀子さま
全体的に白が多めで屋内でも明るい印象(2019年5月22日、Ph/JMPA)
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このジャケットは、2006年6月空港でお見送りする雅子さまがお召しになっていたのと同じもの。このときは、スカートはネイビーではなく白をセレクト。白地にネイビーのリボンがノーブルな帽子をかぶられ、白配分多めの明るいコーディネートでした。白一色だとともすればぼやけた印象になりますが、ネイビーのラインがはいることで、輪郭がくっきりしてすっきりと見えます。

フェミニンなデザインのスーツも白×ネイビーで洗練オーラたっぷり

2019年7月、『地球科学・リモートセンシング国際シンポジウム2019』の開会式に出席された雅子さま。ノーカラーのフェミニンなセットアップでお目見え。

2019年7月、『地球科学・リモートセンシング国際シンポジウム2019』の開会式に出席された雅子さま
ノーカラーに沿うように光るパールのネックレスが華やか(2019年7月29日、Ph/JMPA)
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2019年7月、『地球科学・リモートセンシング国際シンポジウム2019』の開会式に出席された天皇陛下と雅子さま
ノーカラーで首周りも軽やかな印象(2019年7月29日、Ph/JMPA)
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雅子さまは、とんぼ玉(チャイニーズノット)がアクセントの白とネイビーのノーカラースーツをお召しに。デザインはフェミニンですが、白に締め色のネイビーを合わせることで、少しクールさも加わり洗練された雰囲気にまとまります。

顔周りは白の配分が多く、表情をいっそう明るく見せてくれます。また、ジャケットはノーカラーで見通しがよく、長袖でも軽快な印象。顔周りに曲線が多いこともあり、表情をよりやわらかく優しい印象にしていました。

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