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【これ買ってよかった!】どんな包丁がいいかわからない人に「切れ味抜群でコスパも◎」と料理研究家が推す「三徳包丁」

にぎりやすくて切れ味抜群!5000円以下とは思えないコスパのよさ

いくら切れ味がよくても、握りやすくないと使い勝手がいいとは言えませんし、その逆で、いくら握りやすくても切れ味が悪くては不便です。こちらの包丁はにぎりやすさと切れ味のよさを両立していると、さわけんさんは言います。

貝印の『関孫六 匠創 三徳包丁』で厚切りステーキを切る手元
切れ味がよく、握りやすいのがポイント
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「使っていくうちに徐々に切れなくなってきて研ぎが必要になるのは、どんな包丁でも一緒ですので、この包丁もいずれ研ぐ必要がありますが、それでも初めからこの切れ味のよさは魅力です。

柄の握りやすさもおすすめポイントです。指がかりがよくグリップ感の高い流線型のハンドルデザインになっています。過去に、主婦の皆さんに包丁の握り比べ30本をしていただいた中でも上位にランクインしました。包丁の握りやすさというのは柄の形と包丁全体のバランスなので大きさや重さや重心がよいのかもしれません。

こちらの包丁は、重さでいうと重すぎず軽すぎず、見た目通りの重さです。包丁は軽すぎても使いづらいので見た目通りというのは意外と重要です」

欠けにくいし錆びづらいから長期間使える

安い包丁を買って何度も買い替えていては、結果的に「安物買いの銭失い」に。もう失敗はしたくないので、いいものをお手頃な値段で買いたいですよね。

「こちらの包丁は、切れ味がよく、欠けづらく錆びづらいので家庭用としてはかなり優秀です。食材への切断抵抗を小さくする独自の研削加工が施されているので、食材への切り込みのよさと鋭い切れ味があります。研ぐ頻度などにもよりますが、砥石でちゃんと研げば長期間使える品質のよさだと思います。

また、素材がステンレスだと鋼ほど錆びません。定価は4950円ですが、Amazonでは3000円前後で買えることも。この価格帯で、不満なく使える包丁というのはとてもお得だと思います。その割に切れ味がいいということで、コスパが最高です」

◆教えてくれたのは:科学する料理研究家、キッチンまわり評論家・さわけんさん 

科学する料理研究家のさわけんさん 
科学する料理研究家のさわけんさん
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科学的に料理を考えて、狙った通りの料理をつくるレシピの達人。モノ比較雑誌「モノクロ」や「LDK」、「家電批評」の編集者が頼る識者で調理器具・家電、食品類を日本一比較している。テレビ出演も多数。著書に『ぶり大根が15分でできてなんならお客さんにも出せる』(ダイヤモンド社)などがある。
HPリンク:https://s-d-m.jp/talents/sawaken/

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