「ねこ背伸ばしの座り方」のポイント
骨盤の一番下の部分の坐骨の下側で座るのがポイントです。浅く腰掛けることで、坐骨の下側で座ることになり、自然と骨盤が立ちます。さらに、肋骨を机のふちに乗せるようにすることで、肋骨と骨盤の間が開く形になります。
骨盤と肋骨をこの形でキープすることで自然と胸が開き、背骨は必要以上に曲がることができなくなります。さらに、机に両ひじを乗せると、両腕と肋骨の3か所で上体を支えることができます。まさに、骨盤と肋骨で姿勢をロックした状態となり、猫背になりたくても、なりようがない姿勢ができあがるのです。
これをまずは30秒キープしてみましょう。この座り方を日常的に意識するうちに、正しい姿勢が身につくようになります。
◆教えてくれたのは:片平悦子さん
一般社団法人日本パーフェクト整体普及協会代表。人生の最期のときに後悔しないソウルフォース マイスター。赤門鍼灸柔道整復専門学校卒業。整体業界35年で、5万人以上の臨床経験を持つ。全身の筋・膜・骨格調整法をパーフェクト整体として確立し、500名以上の開業3年以上の整体師にパーフェクト整体を伝授。ベストセラーとなった脳脊髄液のセルフケア法『3つの体液を流せば健康になる』(三笠書房)をはじめ、著書8冊、累計15万部超え。「モゾモゾ体操(R)」も評判に。