背中の肉は、肩甲骨を動かして”おさらば”できる
いつのまにか背中がぷよぷよとして、ブラジャーの上にぜい肉が…といった悩みには、「背中やせの体操」がおすすめです。
背中の脂肪にアプローチする「背中やせ体操」
「股関節が硬いと、背骨の柔軟性を失い、前かがみの姿勢になります。すると肩甲骨が外側に広がり、巻き肩や猫背になってしまうのです。猫背になると背中の筋肉が働きにくく、脂肪が張り付く原因に。この体操でぴたっとひっついた肩甲骨を積極的に動かし、頑固な脂肪にアプローチしましょう」
【1】仰向けになり、両腕を伸ばしてひじをゆるめ、左脚を床から浮かせる
「両腕をゆるめて斜め上に伸ばし、手の甲を床に置きます。左脚を付け根から上げて床から少し浮かせます。このとき、骨盤を水平に保ちましょう」
【2】両腕は床をはわせて、左右から下ろす
「息を吐きながら、両腕で弧を描くように左右からゆっくりと床をはわせて下ろし、息を吸いながら上げましょう。脚を逆にして、反対側も同様に行って」
「背中やせ体操」のポイントは?
不安定な片脚上げにより、背筋とバランス力がアップするとNaokoさんは言います。
「片脚を上げた体勢でも骨盤がぶれないようにバランスをとって、腰が反らないように意識すると、結果的に腰から背中にかけての筋肉をうまく使えるようになり、骨盤の左右バランスも整って、背中痩せが叶います。動作の最中は、腰が反らないように注意しましょう。おへそを床方向につけるようにイメージするといいですよ」
できる人は両脚を浮かせると、バランスを取ることが難しくなるぶん、効果がさらにアップするそう。腰が反りすぎない程度にチャレンジしてみましょう。
◆教えてくれたのは:骨盤矯正パーソナルトレーナー・Naokoさん
(株)ナオコボディワークス代表。出産を機にヨガ、ピラティス、整体、エステ手技などを学び、独自のメソッドを開発し、14kgの減量に成功。現在は3人の子供の育児をしながら、1万2000人以上の女性にボディメイクやメンタルケアを行うほか、後継者の育成指導や企業とのタイアップ商品の開発を手がけるなど広く活動中。6冊目『寝たままペタ腹!股関節ほぐし』(主婦の友社)は重版もかかり、著書累計40万部突破。
https://s-d-m.jp/talents/nakamura-naoko/