料理・レシピ

ダイエット中でもOK!医師が「午後3時に食べてほしい」わらび餅とどら焼きのレシピ

「抹茶どら焼き」レシピ

 お次は、より満腹感を得られるどら焼き。ポイントは、アンチエイジングに効果的なポリフェノールを含むあずきと、脂肪の吸収を抑えるカテキンを含む緑茶=抹茶がはいっていること。おいしくて満腹感を得られるだけでなく、美容効果も期待できます。

 《材料》(4個分)

ホットケーキミックス…100g 牛乳…大さじ3 卵…1個 抹茶…小さじ1 はちみつ…大さじ2 ゆであずき(市販)…100g みりん…大さじ2

《作り方》

【1】ボウルにゆであずき以外のすべての材料を入れて混ぜる。

【2】フッ素樹脂加工のフライパン(普通のフライパンでも作れますが、フッ素樹脂加工のものを使うと油を敷かずにきれいに生地が作れます)を中火で熱し、【1】の生地を直径7~8cmに丸く流し入れる。

【3】生地に穴がフツフツと開いてきたら、ひっくり返して裏も焼く。これを8枚作る。

【4】あずきを4等分にし、【3】の生地2枚で挟み、ラップをして休ませる。

★最後にラップで包むと、生地とあずきがなじんで、きれいなどら焼きの形になります。

抹茶どら焼き
抹茶どら焼き(Ph/『午後3時に食べるだけダイエット やせるスイーツ』(秀和システム)より)
写真5枚

和スイーツに合う飲み物は緑茶が代表的ですが、緑茶はダイエット効果が高いと、工藤さん。

「緑茶には、『ガレート型カテキン』という成分が含まれ、体脂肪を減らす効果に加え、『血糖値スパイク』と言われる血糖値の乱高下を防ぐ効果があります」

緑茶
緑茶には体脂肪を減らす、血糖値の乱高下を防ぐWの効果が期待できる(Ph/photoAC)
写真5枚

あるいは、ブラックコーヒーもおすすめ。

「ブラックコーヒーには脂肪燃焼効果がある『クロロゲン酸』というポリフェノールの一種を含むため、食前に飲むと過食予防に、食後に飲むと糖質の吸収を抑制します。

私は緑茶とコーヒーを1:1の割合でブレンドする『緑茶コーヒー』をいつもおすすめしています。緑茶とコーヒーのメリットをいいとこどりしたもので、これも1日3杯飲むだけで抜群のダイエット効果が期待されます」

いかがでしょうか。食べる時間と食べ方にさえ気を付ければ、高カロリーなおやつでも太りにくくなるのです。今まで無理にスイーツを我慢してきた人は、ぜひ試してみて。

レシピ制作:川崎泰代(YK FOOD STYLE)、調理アシスタント:佐々木明子/撮影:百井謙子(Mphoto STUDIO)

◆教えてくれたのは:内科医:工藤孝文さん

内科医:工藤孝文さん
内科医:工藤孝文さん
写真5枚

ダイエット外来で99%の成功率を誇る内科医・糖尿病内科医・漢方医。福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、大学病院、地域の基幹病院を経て、地域医療に力を注ぐ。専門は、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病、漢方治療・ダイエット治療など多岐にわたる。NHK『あさイチ』、日本テレビ『世界一受けたい授業』、フジテレビ『ホンマでっか!?TV』をはじめ、さまざまなメディアに出演している。http://www.kudonaika.com/

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