「美は自律神経を整えることから」を掲げ、ナイトケアアドバイザーとして活躍中の小林麻利子さん。
本連載では、小林さんが良質な睡眠を確保することで、“キレイ”を実現する「うっとり美容」を指導。今回は、姿勢美人&良眠に導き、脂肪燃焼効率も高くなるストレッチをご紹介!
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ストレートネックはブス背中の証拠!
スマホやPCを使うことが多い現代人は、慢性的に前かがみの姿勢になりがち。本来はゆるやかに湾曲している首のカーブが、前かがみの姿勢の影響で首の骨であるけい椎の前湾が少なくなってしまい「頭が背骨より前に出た状態=ストレートネック」になっている人が多いんです。
そうすると、けい椎や肩甲骨付近の筋肉が常に不自然な状態で固定され、血流が悪くなり肩こりや頭痛の原因に。リンパの流れも滞ってしまうので、細胞が生まれ変わるための新陳代謝が低下してしまいます。さらには首や背中の脂肪がもたつき、後ろ姿が老けた印象になったり…と負のスパイラルを起こしてしまうのです。
「クジラのストレッチ」で姿勢美人に
今回ご紹介する「クジラのストレッチ」は胸を開き、けい椎を大きく反らして負荷をかけます。日常生活では使わない筋肉を刺激する姿勢で呼吸をすることで、こり固まっていた筋肉がほぐされて体中の血流が巡っていると感じられるはずです。リンパの滞りが緩和されるため、首や背中のもたつきやむくみ予防にも効果的です。また喉が伸びるので、首のシワ予防にもオススメ。