「炊飯器の内釜」の劣化、そのままにするとごはんがまずくなる？買い替え時は？　内釜にまつわる疑問に家電ライターが回答

【2】象印マホービン『圧力IH炊飯ジャー炎舞炊き NW-FA10 BZ』※圧力IH方式（5.5合）

かまどの炎のゆらぎをヒントに開発した炊飯器。内釜には、こんなこだわりが。

「『炎舞炊き』はその名の通り、釜底に搭載した6つのIHヒーターを部分的に集中加熱することで、お米を舞い上げ、一粒一粒をふっくら、甘みが十分引き出されたご飯を炊き上げます。

この集中加熱を活かすために内釜に採用されているのが、発熱効率と蓄熱性の高い鉄。さらに熱伝導率の高いアルミ、耐久性に優れたステンレスを組み合わせ、内面にはうまみ成分を引き出す『うまみプラスプラチナコート』、そしてフッ素加工を施しています」

おいしく炊くために欠かせない内釜。本製品内釜のフッ素加工は5年間無償交換が可能です。とはいえ、取扱説明書をよく見て、内釜を傷つけないよう大事に使い続けたいですね。

◆教えてくれたのは：家電ライター・田中真紀子さん

白物家電や美容家電を中心に家電に詳しいライター。雑誌やウェブなど多数のメディアで、新製品などをレビューしている。https://makiko-beautifullife.com

取材・文／桜田容子