健康・医療

食器洗い、掃除機かけ、風呂掃除…理学療法士がすすめる、家事で疲れない「古武術式」体の使い方

疲れない掃除機のかけ方

部屋で掃除機をかけるときにも、楽な体の使い方があるといいます。

どうすれば楽に体を使えるか?(Ph/photoAC)
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負担が少ない「握り方」

「掃除機をかけると疲れてしまうという人は、ぎゅっと力強く握って動かしているのかもしれません。

掃除機本体を持つときは、中指と薬指のつけ根部分でひっかけるように持つと、ムダな力が入らずに済みます。

掃除機の柄を握るときは、中指、薬指、小指で握り、親指と人差し指は添える程度にします。古武術的には、刀の握り方の一つでもあります」

足を前後に開き、前足と掃除機の柄を平行になるようにして、同時に動かすようにする。取っ手は握りしめず、中指、薬指、小指でひっかけるように持つ
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前足と柄を同時に動かす

正確な持ち方ができたら、今度は掃除機の動かし方がポイントです。

「掃除機をかける時は、足を前後に開き、前足と柄が平行になるように動かすと、体と掃除機が一体化し、重心移動もスムーズになります」

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