サンシャイン池崎さんや石田ゆり子さん、中川翔子さんなど。愛猫家として知られる有名人は数多くいます。自慢のにゃんこの写真をSNSに投稿している人も多く、一昔前に比べると比較的イメージがつきやすいのかもしれません。『鬼滅の刃』で、主人公・竈門炭治郎の声を務める声優・花江夏樹さんも、一緒に暮らす猫たちを愛し、SNSにもたびたび写真を投稿している愛猫家のひとり。11月には、花江さんの猫を収めた写真集『こんぺいとみそ 花江家のねこ』(KADOKAWA)が発売されました。
7年近く一緒にいるかけがえのない“同居猫”
『鬼滅の刃』のほかにも、『東京喰種 トーキョーグール』、『オッドタクシー』などの人気アニメで主演を務める花江さん。『情熱大陸』に取り上げられた際、愛用の一眼カメラを構え、自宅の中で熱心に撮影していたのが、愛猫の“こんぺい”と“みそ”です。こんぺいはマンチカンの男の子で、みそはアメリカンショートヘアーの女の子だそう。
猫種こそ違いますが、2匹とも2016年生まれの茶トラで、生後3か月の頃に花江家にやってきたのだとか。以降、主人の花江さんやその家族からの愛情をたっぷりと受けて、すくすくと育ち現在に至ります。こんぺいとみその写真は、SNSにアップされるたびに話題を呼び、多いものだと8万リツイート・38万いいねがつくほど大バズリ。実はかなりの有名猫なのです。
寝姿から珍アングルまで自然体すぎる2匹にキュン
『こんぺいとみそ 花江家のねこ』には、花江家にやってきた当時から最近までの2匹がたっぷりと収められています。
住み慣れた家だからこそ、常にリラックス状態のこんぺい&みそ。そのため、写真集には“おねむ”な写真も。猫用ベッドはもちろん、床、オットマン、爪とぎの上などそこかしこでウトウトしている姿は、こちらの眠気を誘います…。
同書内には“見上げカット”“見下ろしカット”に焦点を当てたページも。特に見下ろしている写真は、クリンとした目よりも口や鼻が強調されて、少し新鮮なアングルです。「おやつを求めて近寄ってきた」というみその写真は、鼻息がかかりそうなほどの距離の近さで見応え充分!
家の中すべてをテリトリーにしている2匹は、無造作に置かれた主人の服や、捨てる前のダンボール、布団の中、クローゼットの中とどこにいっても我が物顔。特にこんぺいは、狭いところが大好きで、勝手にかくれんぼを始めていることも。
猫じゃらしなどのおもちゃで遊ぶ写真も。2匹がそれぞれに遊んでいる、躍動感ばっちりの写真が多いですが、中には2匹が同じ画角に収まっているカットも。なんでも、みそが遊んでいる最中、こんぺいが順番待ちをしているというシチュエーションだそうです。「みそには頭が上がらない」というこんぺいの性格や、2匹の関係がよく分かる1枚です。
なんと、3年もの年月をかけて丁寧に制作された同書。花江さんがこだわりぬいたからこそ、こんぺいとみその魅力が前面に出ています。見たらきっと、2匹の虜になるはずです!