キャッシュレスでの買い物が当たり前になりつつあり、現金を使う機会が減っています。現金を持たずに買い物ができるのは便利ですが、つい使いすぎてしまうことも。今回はうまく節約ができない人のために、お金の管理能力をつけるコツを6年で1000万円を貯めた時短節約家のくぅちゃんさんに教えてもらいました。
節約の基本は、支出の把握と現金管理能力
収入よりも多くのお金を使えば赤字、少なく使えば黒字。当たり前のことですが、「お金が貯まらない人はこの基本がわかっていない」とくぅちゃんさん。
「節約の基本は、支出の把握と現金管理能力です。収入よりも支出を少なくすれば貯金できるわけですが、今はクレジットカードやQRコード決済など支払い方法が増えてしまったのでお金の管理が難しくなっています。
カードの引き落とすタイミングが違ったり、まとめて現金をチャージしてしまったりしてうまく管理できない人が多いんです。お金を使った時にいくら使ったという感覚を持たないと節約はうまくいきません」
現金を「見える化」してみる
「どうも節約がうまくいかない」という人は、現金管理能力を身につけるために現金を「見える化」するのがおすすめだそう。
「お財布にお金がなくなったら銀行からおろす、銀行にお金がなくなったらカードで支払うというのではお金は貯まりません。
キャッシュレス決済をするとポイントが溜まったりするので、つい使いたくなりますが、節約を始めたばかりの人は現金で管理するようにするといいですよ。私も節約を始めたばかりの頃はそうしていました」
最初は項目ごとに封筒に分けて管理
「限られたお金の中で残金を考えながら日々の買い物をする癖をつけるには、目で見てわかる封筒貯金が便利」とくぅちゃんさん。
やり方は簡単。収入から家賃などの固定費を除き、残ったお金を「食費」や「日用品費」といった必要な項目を5つくらいに分けて封筒に入れ、そこからお金を使うようにするだけ。