「日々節約しているつもりなのにお金が貯まらない」「いろいろな節約術があってどれを取り入れたらいいかわからない」など、うまく節約ができない人と嘆く人も多いはず。そこで、6年で1000万円貯めた時短節約家のくぅちゃんさんに、実際にやってよかった節約習慣を教えてもらいました。
まさに早起きは三文の”得”！ 節約にも「早寝早起き」が大切
くぅちゃんさんが最初に挙げた節約習慣は「早寝早起き」。「これも節約に繋がるの？」と疑問に思うかもしれませんが、夜は10時に寝て、朝は5時30分に起きる生活が基本というくぅちゃんさんは「早寝早起きをするといいことずくめ！」だと言います。
「まず、早寝早起きを習慣にすると風邪をひきません。私が風邪をひいて寝込んだとすると、病院代や薬代に加えて夫がお総菜を買ってくるなど余計なお金がかかります。余計な支出をなくすことは節約の基本。
また、早く起きると子供たちが寝ているので家事がはかどります。主婦は家族に振り回わされて思い通りに家事や仕事が進まないことってありますよね？ 実はこれってすごくストレス。家族が寝ている早朝は、自分のペースで物事を進められるのでストレスがない。ストレスがたまらないと、ストレス解消のために余計なお金を使わなくて済みますよ。
さらに、美容面でも早寝早起きはおすすめ。どんな高級な美容液よりも早寝早起きが一番です。以前、看護師として働いていた頃は夜勤も多かったので、若いのに肌はボロボロ。エステにも通いましたがダメでした。早寝早起きをしている今は40代ですが、エステに通わなくても肌の調子が良くなりました」
朝起きたら白湯を飲んで、腸の働きをアップ
「無駄なお金を使わないためには、健康を維持することも大切」というくぅちゃんさんが、早寝早起きに加えて行なっているのが「白湯を飲む」習慣です。
「朝起きたらまずはうがいをして、それから白湯を飲みます。白湯を飲むと腸の動きが活発になるので、消化吸収がよくなると聞いてから続けています。プロテインやスムージーと違って、白湯はお金もかかりません。それに素敵な人って白湯を飲んでいるイメージありませんか（笑い）。お金をかけずにできることは積極的に取り入れています」
毎食後の歯磨きに時間をかけて虫歯を予防
毎日コツコツと節約をしていても、病気などで治療が必要となると大きな出費に。「だからこそ、予防できることは日頃から気をつけるべき」と言うくぅちゃんさんが、特に予防に力を入れているのが歯磨きです。
「歯科での治療費ってバカになりません！ そこで、医師の指導を受けて、毎食後に歯磨きとフロスを習慣にしました。年齢を重ねるほどに歯の問題は深刻になりますから、治療が必要にならないように今から歯磨きには時間をかけています。
私は『GALLEIDO DENTAL MENBER』というサブスクで電動歯ブラシを利用しています。本体は無料で、替えの歯ブラシが月308円（税込）。手で磨くよりもよく磨ける気がします。サブスクも厳選して上手に取り入れると、暮らしを整えるのに役立ちますよ」
■GALLEIDO DENTAL MENBER https://galleido.jp/
将来の美容費を削減するためシートパックで肌を保湿
将来の美容費の節約のために、6年ほど前から習慣にしているのがシートパックです。
「看護師をしていた20代の頃は高い化粧品を使ったり、エステに通ったりしましたが、効果はイマイチ。節約を始めてから自分なりにスキンケア法を調べて、とにかく保湿を大事にすることにしました。そのために、クオリティファーストの『シートマスク』を毎晩使っています。楽天のお買い物マラソンやスーパーセールの時に購入するので、30枚入りで690円。1枚23円で、自分史上ベストコンディションの肌をキープしています」