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ピーマンはヘタが五角形より六角形のものがおいしい?野菜ソムリエプロが教える選び方のテクニック

ザルにのったピーマン
これからおいしい季節を迎えるピーマン(Ph/photoAC)
写真6枚

通年売られているピーマン。「夏野菜のイメージがあるピーマンは、春に旬を迎える春ピーマンから始まり、7月から9月が最もおいしい季節です」と野菜ソムリエプロの福島玲子さんは話します。意外と知らないピーマンの選び方のコツや、正しい保存の方法を詳しく教えていただきました。

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色・形・ヘタで見分ける!ピーマン選びのコツ

おいしく新鮮なピーマンを見分けるコツは、色、形、ヘタの3つです。避けるべきピーマンについてもお話しします。

均一の濃い色味、ふっくらとした形が◎

ピーマンを買うときはまず色をチェックしましょう。ハリとツヤがあって、均一に濃い緑色のものが良品です。皮にシワがあるものは、古くなっているので避けましょう。

皿にのったピーマン
ピーマンを買うときは色、形、ヘタをチェック(Ph/photoAC)
写真6枚

形はいかり肩のように上部がふっくらとして、肉厚で弾力があるものがよいです。単品で買うときは、見た目よりも重みがあるものを選んでください。重いほうが水分を含み、みずみずしい証拠です。

ヘタは六角形がおすすめの理由

ヘタもチェックポイントです。ピーマンのヘタは一般的に五角形が多いですが、ピーマンの苦味が苦手な人は六角形のものを選ぶのがおすすめです。ピーマンは1本の苗に数多く実りますが、後半に実るものは角が多くなることがあります。後半に実ったものは果皮が薄く、熟しているものが多いので、苦みが抑えられていると言われます。

ピーマン
ヘタが六角形になっているものは苦味が少ない?(Ph/photoAC)
写真6枚

一方、ヘタが黒く変色しているもの。これは収穫から時間が経って新鮮さが失われている証拠なので、避けるようにしましょう。

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