ボディクリエイターでウォーキング講師の今村大祐さんが、歩きながら続けられるウォーキングダイエットを指導。
「ダイエットのコツは肩甲骨」といわれる理由
肩甲骨がこっている人は実に多いですよね。現代人はPCやスマホを使わない日はないので、どうしても姿勢が悪くなってしまいます。なぜダイエットのコツが肩甲骨にあるかというと、肩甲骨の間に「褐色脂肪細胞」があるから。
脂肪細胞には「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の2種類があり、「白色脂肪細胞」はいわゆる脂肪のこと。「褐色脂肪細胞」は白色脂肪細胞を燃焼して消費カロリーを増やす働きをします。この褐色脂肪細胞を活性化すると痩せやすいカラダになることができるのです。そのために必要なことが肩甲骨の間の筋肉を動かすことなのです。
今回ご紹介する「バッククローズオープン」は、肩甲骨を効果的に動かすことができます。
肩甲骨を動かす「バッククローズオープン」
【1】肩幅に脚を開き、手の平を正面に向けて両肘を肩の高さで開く。肘の角度を90度にキープ
【2】胸の前で両肘を閉じて手の甲と甲を付ける。肩甲骨が開く
【3】手の平を外向きにしながら後ろに腕を引く。肩甲骨が閉じる
【4】 【2】から【3】を10回繰り返す
「バッククローズオープン」を動画で詳細に解説!
日常のウォーキングに取り入れる3ステップ
1 まずはバッククローズオープンを行う
2 肩甲骨がしっかりとほぐれたことを確認する
3 歩く際に手をしっかりと後ろに引く
手が前に出たら、せっかく手を振っても、背中が丸くなり巻き肩になってしまうのでNG。肩甲骨が動かない状態になるので注意してください。
これらを意識すると、歩くことで肩甲骨のエクササイズができます。1日何回行ってもOKなので、仕事中、肩がこったときやリフレッシュしたいときにも取り入れることをオススメします!
写真/Keiichi 動画/大嶽勇太
【関連する記事をチェック!】
●1日30分でOK!美痩せにつながる「ウォーキング」のコツ
●歩くだけで美しく痩せる!美尻効果も期待できる「ポスチュアウォーキング」
●紅葉を見ながらウォーキングダイエット 京都・美人散策のススメ
●長く走ることでしっかり脂肪燃焼!LSDの必須アイテムと継続するコツ
●寝起きの習慣「朝、寝たまま美腹呼吸」でペタンコお腹に!
今村大祐(いまむら・だいすけ)
Best Proportion Office代表、JPTA(日本プロポーショントレーニング協会)代表。ボディクリエイター、ウォーキング講師。鹿児島出身、福岡大学スポーツ科学部卒。大学在学中にウォーキング講師として活動をスタート。姿勢アライメント、今村式ウォーキングなど独自のメソッドを提唱し、体型から印象までを変えるプロフェッショナル。2014辻恵子、2015宮本エリアナと2年連続で長崎大会からミスユニバース日本代表を輩出。年間1万人以上を指導し、モデルからアイドルまでを育成し、一般の女性を各種コンテストのグランプリへ導くプロデューサーでもある。年間700本もの講演をこなす。著書に『1.2.3秒 インプリセットエクササイズ(DVD付)』(SDP)など。公式HPは、http://daisuke-imamura.com/