購入前に知っておきたい注意点
いずれも魅力的ですが、注意点もあります。
ハンディファンは誤操作防止タイプを
「まずハンディファンについては、電源ボタンは長押しするなど、簡単に電源がはいらないものがおすすめ。私が以前使っていたものは、バッグの中で電源が勝手にはいってしまうことがありました。バッテリーが無駄に消耗されるだけでなく、音が出たり、バッグ内のものが絡まったりする可能性もあります」
猛暑日の使用は熱中症のリスクも
せっかくのハンディファンも、使う日の気温によっては逆効果になることも。
「これはぜひ注意してほしいのですが、体温を超える猛暑日にハンディファンを使用すると、気化熱によって体温を下げる原理が働かず、むしろ温風を体に当てることになり、熱中症のリスクが高まります」
例えば体温が36.5℃の人の場合、37℃の猛暑日に屋外で使うのはご法度。猛暑日は電車内などある程度エアコンが効いた場所で使うようにしましょう。
ハンディファンは落下とゴミ出しに注意!
さらにハンディファンは、モバイルバッテリーを使用しているため、取り扱いには十分注意が必要。
「モバイルバッテリーは落とすと液漏れなどを起こし、使用時に爆発する恐れがあります。また一般ゴミとして捨ててしまったことで、ゴミ収集車やゴミ集積所での発火事故が相次いでいます。廃棄の際は自治体の指示に従い、適切に捨てましょう」
ネッククーラーは長時間の使用で熱さを感じることも
「冷却プレートを採用したネッククーラーは、ペルチェ素子が現在の温度より-15℃前後冷やすことができるため、冷蔵庫で冷やした缶を当てたようなひんやり感が感じられます。この冷却プレートを頸動脈(首の横を通る太い血管)に当てると、冷えた血液が体を流れるため涼しく感じられます。
ただしペルチェ素子にも難点があり、長時間使うと放熱するため冷やすと同時に発熱し、冷たさと同時に熱さも感じてしまいます。熱くなったら使用をやめましょう」
水冷式のウェアラブルクーラーは着用前の準備と重量感を覚悟

「水冷式のウェアラブルクーラーは、凍らせたペットボトルや保冷剤を用意する必要があるため、事前の準備が必須です。例えば500mlのペットボトルを入れると、その分本体が重くなりがちであることは知っておいたほうがいいと思います」
外出先では、カバンに加え、500ml程度の水を抱えているようなもの。重い荷物を持つと肩こりなどに悩まされる人には、おすすめできないかもしれません。
以上を踏まえ、使いやすいハンディファン、ウェアラブルクーラーを田中さんに挙げてもらいました。