暮らしのプロが実際に使ってみて「これ買ってよかった!」と実感した便利グッズと、暮らしに役立つテクニックを教えてもらうこの企画。今回は、美顔トレーナーとして活躍する小鳥遊(たかなし)ゆうさんに、自ら実践する「頭皮ケアブラシ」を使ったたるみ改善術を教えてもらいました。
お風呂でも使える頭皮ケアブラシで毎日“ながら”でケア
アラフィフの肌悩みでもよくあがる、たるみ。そのたるみ解消には、頭皮ケアが欠かせないと小鳥遊さんは言います。小鳥遊さんのおすすめは、トータルビューティブランドのウカの『スカルプブラシ ケンザン ソフト』(2420円(税込))。シリコーン製の頭皮ケアブラシです。
「美容室でシャンプーしてもらったあとのような爽快感が得られると人気のウカの頭皮ケアブラシ。お風呂の中でも使えるので、シャンプーしながら、頭皮を緩める、ながら美容で肌たるみ対策ができます。具体的には、シャンプーを手で泡立てて髪と頭皮つけて、ざっくり全体になじませたあとに、頭皮をほぐすようにこのブラシを使用します。
毎日継続して頭皮ケアができるところがおすすめ。シリコーン製のソフトタイプなので、地肌も傷めません。女性の手にもすっぽり収まるサイズ感で変に力を入れすぎずに使えるところもお気に入り」(小鳥遊さん・以下同)
顔のたるみやほうれい線、むくみケアにもってこい
小鳥遊さんが毎日の頭皮ケアをすすめる理由を教えてくれました。
「実は肌は、頭部にある筋肉が支えています。この筋肉が凝り固まると、肌をうまく支えられなくなり、肌のたるみの原因になります。頭部の両側にある側頭筋は、凝り固まると、目元や目尻、頬のたるみを引き起こし、ほうれい線の原因のひとつに。そして額のあたりから頭頂部の手前にかけてある前頭筋が凝っていると、顔全体、特に額の肌のたるみにつながります。
なので、側頭筋と額の生え際から頭頂部にかけて、このケアブラシを使ってしっかりめに、緩めています。それでも、朝、顔のむくみが気になるときは、朝のスキンケアをしながら頭皮を緩めると、顔、特に目周りがすっきりします」
頭皮を傷めない優しい肌当たりのブラシがおすすめ
小鳥遊さんは頭皮ケアブラシを選ぶうえで大事にしているのが「肌当たり」だそうです。
「私はこのブラシをかれこれ6~7年愛用しているのですが、それ以前に使っていたものと比べ、肌当たりが優しいです。なので、頭皮を傷めることがないところが本当におすすめです。痛いと感じながら頭皮ケアしていると毎日続けなくなりますし、頭皮も肌なので、過度な摩擦はかえって頭皮トラブルにつながってしまいます」
清潔を保てるシンプルな構造がいい
毎日使うものだから衛生面も重要だと小鳥遊さん。
「この頭皮ケアブラシは、髪の毛などがからまっても簡単にとれ、汚れなどもきれいにとれるので、清潔に保ちやすいんです。頭皮を傷つけない肌当たり、そして清潔を保てること、この2つは、毎日続けるうえで、外せない条件です」
◆教えてくれたのは:美顔トレーナー・小鳥遊ゆうさん
出会って「3秒」で綺麗と思わせるセルフケア美容術実践塾主宰。スキンケア×陰陽五行インナーケア×表情筋で外見コンプレックスがあっても、セルフケアで何歳からでもきれいになれる、体の内側から整えるビューティーメソッドを発信。公式インスタグラム@yu_takanashi_beauty