料理・レシピ

セロリを冷蔵保存するときは、葉と茎を切り分けるのが鉄則!乾燥を防いでおいしく長持ち

麻布の上のセロリ
産地リレーをすることで1年を通して出回っているセロリ(Ph/photoAC)
写真6枚

1年を通して産地リレーをしながら出回るセロリは、冬から春にかけては静岡県産のセロリが旬。「涼しい気候を好むセロリは、今の時期がおいしい野菜です。なかでもよりよいものを選ぶ目利きの方法と、おいしくいただける期間が延びる正しい保存の仕方を知っておくといいですよ」と話すのは、野菜ソムリエプロの福島玲子さん。詳しくお話をうかがいました。

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おいしいセロリを選ぶチェックポイント

露地栽培、ハウス栽培で全国的に生産され、アメリカや中国からの輸入品も流通しているセロリ。涼しい気候を好むので、これからの冬から春にかけて特においしいです。なかでも良品を選ぶ、目利きのポイントをお話しします。

セロリは茎の太さと根元をチェック!

おいしいセロリを見極めるなら、まず茎をチェックしましょう。肉厚で太く、ハリがあり、筋が盛り上がっているようなものが、太陽の光を浴びてよく育っている証拠です。ふにゃっとしているものは、収穫から時間が経って鮮度も味も落ちているので避けるようにしましょう。

ザルにのったセロリ
セロリを選ぶときに見るべきポイントは茎や根元。茎は肉厚で太いもの、根元は外側が弧を描くようなもの(Ph/photoAC)
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根元はぷっくりとして丸っこく、外側が弧を描くようなものが良品です。また、筋がでこぼことしていると、鮮度がよく元気な証です。ちなみにセロリは大きすぎると、成長のしすぎで味が落ちています。根元が3〜5cm程度あるものがちょうどよい大きさです。

葉と切り口までよく確認するのが◎

さらに葉もチェックポイントです。青々とした濃い緑色でみずみずしい葉は、新鮮なサイン。鮮度が落ちると黄色っぽくなります。

また、切り口も確認するのがおすすめです。新鮮なものは、切り口が白くみずみずしいです。NGなのは、切り口にスが入っているもの。スとは、過度な成長などが原因で、内部が割れてできてしまった空間や亀裂のことです。収穫が遅いことが原因のことが多く、固くなっている可能性があります。

セロリの葉
葉が青々と濃い緑色で、みずみずしいものを選んで(Ph/photoAC)
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