
この3月末をもってNHKを退局すると報じられた中川安奈アナウンサー(31才)。抜群のスタイルと、10代の頃、カリブ海に浮かぶプエルトリコで4年間過ごした彼女は自分自身で長所を「ラテン系の明るさ」と語り、NHKらしからぬ“振る舞い”もネットで取り沙汰されてきた。その魅力がついに解放される。
「すでに4月からの活動にも目処が立っているようです。“裸に見える”といわれたヌーディーカラーでタイトな服を着て話題となったり、インスタグラムに赤ら顔の写真を投稿し、その後、上層部に叱られたのか削除したりと、NHKで“いい意味”で異質の存在だった彼女には、水面下でさまざまなオファーが届いているようです。現在は『サンデースポーツ』でキャスターを務めていますが、スポーツキャスターの仕事がまずはメインになっていくはず。
実は彼女、学生時代の趣味が相撲観戦で、NHK入局後もスポーツの勉強に力を入れてきた。今回、異動を命じられたことで退局を決断したともっぱらで、スポーツキャスターとしての仕事にはかなり自負を持っているのです」(芸能関係者)
帰国子女で、英語とスペイン語が流暢なトリリンガルという面もスポーツ取材には活かせる。
「父親の仕事の都合で、幼少の頃からフィンランドやプエルトリコで育ち、その後、慶應湘南藤沢中等部・高等部から慶應大学へと進んだ才媛です。メジャーリーグやヨーロッパのサッカーなど、海外取材も任せられるのは制作側にとってかなり心強い。『サンデースポーツ』で、すでにお父さん世代の知名度は得ているのもアドバンテージですね」(スポーツ番組関係者)

同性からの人気が急増
活躍の場はスポーツキャスターだけではないだろう。身長164センチで、“NHKの峰不二子”と言われるほどのスタイルを持つ彼女には、「俳優業」やファッション誌での「モデル業」などのオファーも届くはず。近年、元TBSの田中みな実や元テレビ東京の鷲見玲奈、森香澄など、フリー転身後は、この2つの“進路”で人気を確固たるものとするケースが増えている。
ただ、彼女たちのように成功できるかは、次のようなポイントがあるという。
「3人とも、局アナ時代は男性ウケがメインでしたが、フリー転身後は、ファッションや美容系のインフルエンサーとなり、同性からの人気が急増しました。特に田中さんは、彼女が紹介したコスメがバカ売れするという“みな実売れ”というブームを巻き起こしたほど、美容の世界で人気者に。
森さんは“あざとい”を褒め言葉に変える新キャラを生み出し、“あざとメイク”で人気爆発。田中さんに猛追するほどの存在になっています。結婚して一児の母となった鷲見さんは、ファッション界隈だけでなく“ママタレ”としても活動しています。いずれも“同性から愛されること”が、フリー転身後のポイントとなったと見られています。
中川さんのポテンシャルはこの3人に匹敵しますから、4月以降の展開に芸能界から熱視線が注がれています」(前出・芸能関係者)
NHK出身のインフルエンサーとなるか。中川アナが、桜前線とともに芸能界という大海原に漕ぎ出す。






