
子供から大人まで圧倒的な人気を誇るスターおかず・から揚げ。味つけや衣の種類、揚げ方によって味わいが変わり、ご飯にもお酒にも合う万能さも魅力。鶏肉のおいしさを最大限に引き出し、衣はカリッ、中身はジューシーに仕上げるレシピを人気店に徹底取材。グランプリ受賞店のコツを知れば、自分史上最高のから揚げが作れること、間違いなし!
※レシピは家庭用にアレンジ、考案したものでお店のメニューとは異なります。
から揚げの聖地・中津名物にんにくが効いた秘伝の味を公開!
日本唐揚協会主催の『からあげグランプリ』でグランドチャンピオンを受賞した『塩からあげ』は、にんにくが効いた深い味わいが特徴。

「塩などでひと晩つけた後、オリジナルのたれでもうひと晩つけることで味が染み込み、揚げても味がぼやけません。香り高い青森産にんにくを使うと店の味わいにより近づきます」(TSGフーズ 代表取締役・川崎和憲さん・以下同)
元祖中津からあげ もり山食堂「中津からあげ 塩味」
【下味】塩、砂糖、一味唐辛子、酒、にんにく、りんご、しょうが
【衣】片栗粉、コーンスターチ
《材料》(作りやすい分量)
鶏もも肉…500g
【A】<塩…小さじ1 砂糖・一味唐辛子…各少量>
【B】<酒…大さじ2 にんにくすりおろし…小さじ2 りんごすりおろし…小さじ1 塩・しょうがすりおろし…各小さじ1/2>
【C】<片栗粉・コーンスターチ…各適量(片栗粉:コーンスターチは7:1)>
キャノーラ油…適量
《作り方》
【1】鶏もも肉は皮つきのまま40g程度の7cm角の正方形に切る。ボウルに皮目を下に置き、Aを加えてよく揉み込み、冷蔵庫でひと晩おく。
【2】【1】にBを加えてよく揉み込み、さらにもうひと晩つける。
【3】バットにCを混ぜ、【2】にまぶしたら余分な粉をざるでふるい落とす。
【4】キャノーラ油を180℃に熱し【3】を入れて4分20秒揚げる。
《下味》
下味の一味唐辛子にはくさみ消し効果が、塩だれのりんごには肉をやわらかくする効果がある。

《衣》
余分な粉をふるいカラッとした衣に。


《揚げる》
空気に触れさせて2度揚げの効果を狙う。


元祖中津からあげ もり山食堂「中津からあげ しょうゆ味」
旨みの詰まったしょうゆ味と、ザクザクとした衣が食べ応えあり。
「揚げてから10分たった頃が食べるベストタイミング。味がちょうどよく馴染み、肉のおいしさが感じられる温度です」
【下味】酒、しょうゆ、にんにく、しょうが、白だし、塩、砂糖、マヨネーズ、かつおだし、鶏がらスープの素、こしょう
【衣】片栗粉、コーンスターチ
《材料》(作りやすい分量)
鶏もも肉…1kg
【A】<酒・しょうゆ…各大さじ2強(各35g) にんにくすりおろし…30g しょうがすりおろし…20g 白だし…小さじ2 塩・砂糖・マヨネーズ…各小さじ1 かつおだし(顆粒)・鶏がらスープの素(顆粒)…各3g 味つき塩こしょう…1.5g>
【B】<片栗粉・コーンスターチ…各適量(片栗粉:コーンスターチは7:1)>
キャノーラ油…適量
《作り方》
【1】鶏もも肉は皮付きのまま40g程度の7cm角の正方形に切る。Aを加えてよく揉み込み、冷蔵庫で6~8時間つける。
【2】バットにBを混ぜ、【1】を軽く汁気を切ってまぶす。
【3】キャノーラ油を180℃に熱し【2】を入れて4分20秒揚げる。
《下味》
だしで旨みを、マヨネーズでまろやかさを加える。九州のさしみしょうゆを使うとより本場の味に近づく。

《衣》
水分は切りすぎず、たれが滴るくらいで鶏肉に粉をまぶす。
「粉がたくさんついて、しょうゆ味に合うザクザクした食感の衣になります」

◆元祖中津からあげ もり山食堂
50軒以上の専門店が集う、から揚げの聖地・大分県中津市を代表する人気店。「もり山食堂霞ヶ関店」では、店内でから揚げが味わえる。

東京都千代田区霞ヶ関3-2-5 霞ヶ関ビル1F
撮影/武井メグミ 取材・文/青山貴子
※女性セブン2026年4月9日号