筋トレをするだけでなく、ストレッチもプラスするのが、理想のスリムな体になるための近道。
日常で使うことの多い下半身の筋肉は鍛えるだけでなく、使いすぎている筋肉をほぐすことも重要になってくる。
初心者向けの筋トレ本として、10万部を超える大ヒットとなっている『はじめてのやせ筋トレ』(KADOKAWA)の著者とがわ愛さんは、5か月の筋トレで10kg減、ウエスト10cm減を実現。そのときには、鍛えるだけでなく、ほぐすことも意識して痩せ効果を高めていたそう。
「筋肉がしなやかで柔らかいと、代謝が上がり、全身のバランスも整うので、ストレッチは一石二鳥です」(とがわさん)
すきま時間にオススメの、細くしなやかになれるストレッチを毎日の筋トレにプラスして、効率的なボディメイクを目指して。
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細見えストレッチ:太もも
下半身を細くしたいならまずは太もものストレッチを。前ももが張っている人や、裏ももがたるんでいる人におすすめ。張りやすい前ももを緩めてあげるストレッチで、脚全体の筋肉をバランスよく使えるようになる。
【1】片脚でバランスをとるので、安定しやすい場所を選び、壁に手をつけて立つ。
【2】あいている方の手で足をつかみ、足裏をお尻にくっつけるイメージで引き寄せて前ももを伸ばす。このとき、前ももがよく伸びて痛いポイントを探すことを意識。
【3】【2】の姿勢で、30秒〜1分キープする。反対側の脚も同様に行う。
【NG】
【2】の姿勢になるときは腰を反らさないように、お腹に力を入れて立つ。
細見えストレッチ:ふくらはぎ
ふくらはぎの太さやむくみが気になる人、ヒールでよく歩く人は、ふくらはぎの筋肉が硬くなっている可能性が高いそう。また、ストレッチでほぐしてあげると、垂れ尻などにも効果が。
【1】両手でしっかりと体を支えられるように、平らで安定した壁を選び、両手をつけて立つ。
【2】かかとをつけたまま、片脚を後ろにずらしていく。このとき、骨盤が傾かないようにまっすぐにして、腰を反らしたり、猫背にならないように注意。ふくらはぎが伸びているのをよく感じながら、片脚ずつ30秒〜1分行う。目安は1日3回。
【POINT】
膝裏をしっかり伸ばし、かかとは浮かせない。硬くなっている人ほど、痛みが強いはず。
【データ】
『はじめてのやせ筋トレ』(KADOKAWA)
著者:とがわ愛
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