年を重ねるごとに、着る服について悩むことも増えてくる。「この服は着たいけれど、私の年齢じゃ…」そう考える人も多いのでは? だが、どうせなら気分が上がる服を着たいもの。そこで、服選びのちょっとしたコツをファッションの達人に聞きました。
10~20代はどんな服でも若さでカバーできるが、「50代からは自分の得意分野を見極めることが大切」とスタイリストの地曳いく子さんは言う。以下の5つのポイントを参考に、あなたをより輝かせる似合う服を見つけよう!
◆苦手なものは着なくてよし
「私、パンツは苦手なんだけど、持ってた方がいいよね」などと考える必要はない。
「苦手なものを無理に着る理由も時間も、私たちにはありません」(地曳さん・以下同)
◆人との違いを恐れない
「今年は花柄が流行しているから私も着なきゃ」などと思う必要もない。
「流行は、自分の好きな服や似合う服がはやった時にだけ、のっかればいいのです」
◆「今」の自分のサイズを知る
体重が変わっていなくても、体のラインは変わっていくもの。
「昔のサイズをいつまでも信じていてはいけません。去年似合った服が今年も似合うとは限りません。シーズンごとに確認を」
◆お金を捨てたくなければ試着はマスト!
昔と違い、今の服はブランドやデザインによってサイズがまちまち。
「面倒でも、試着をすることがおしゃれの第一歩。無駄な服を増やさないことにもつながります」
◆お金を出せば似合うものが買えるわけではない
どんなに高級な服やアクセサリーでも、あなたに似合わなければ意味がない。
「高くても気分がアガり、頻繁に使うものであれば、とてもコスパのいい買い物といえます」
教えてくれたのは:スタイリスト 地曳いく子さん
『oggi』『Precious』などのファッション誌で40年近くのキャリアを誇る。現在は洋服のプロデュースやトークショー、テレビ・ラジオ出演と幅広く活躍中。
イラスト/たきくみこ
※女性セブン2019年10月10日号
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