お風呂場で使えるVIO専用電動シェーバー『VIOフェリエ ES-WV60』。VIOのお手入れというと若者のためのものと思われがちだが、40代以降の女性にも意外な理由から需要があるという。
VIOゾーンケアのニーズに応えて開発
ここ数年、若者を中心にVIOゾーンの体毛のお手入れを行う女性が増加している。VIOとは、Vゾーン(恥骨上部の下着で覆われている三角形のゾーン)、Iゾーン(陰部の両側)、Oゾーン(肛門周辺)のデリケートゾーンのこと。パナソニックがVIO処理に関する意識調査を行ったところ、20代では約60%以上の人がVIOゾーンのいずれかの毛を処理していると回答している。
VIOのお手入れの意識が高まる一方で、処理する際には、手間がかかること、肌への刺激が強いことに不満を感じている人も多い。さらに、VIOの毛の処理は脱毛サロンなどに通って行うことも多いが、それでもあらかじめ自己処理は行わなければならない。
◆VIOゾーンの毛をスピーディー&しっかり処理
こうした需要を踏まえて今年5月に発売されたのが、『VIOフェリエ』だ。太くて長いVIOゾーンの毛をスピーディーかつしっかり処理することに特化した除毛器である。毛を短くカットするトリマー刃とツルツルに仕上げるネット刃の2種類の専用刃で毛をカットする。
開発が始まったのはおよそ3年前。モニターに意見を聞きながら数十種類の試作品を作り、T字形にすることに決めた。
コンパクトながら防水仕様も実現
『VIOフェリエ』は、太くて長い毛をパワフルにカットするためにパナソニックが従来販売している女性用ボディシェーバーの3倍ものモーターを搭載している。できるだけコンパクトにするために極限までデッドスペースを削り、薄型にすることに成功したが、このコンパクトさと、お風呂場でも使える防水仕様を両立するために部品を一から開発するなど苦労も多かった。
アタッチメントは2種類。肌に直接刃が触れないようにする「スキンガード」は、デリケートなI・Oゾーンに、Vゾーンの長さを整えるための「ボリュームダウンコーム」は、Vゾーンをツルツルにするのには抵抗があるという人にも便利だ。
◆”介護脱毛”する人からも支持
売り上げの目標は月4000台、年間4.8万台を目指す。主なユーザーは若年層だが、40代以降の女性にも注目されているという。というのも、親の介護を経験した世代にとっては、おむつ交換や体を拭く際など、VIOの毛があると清潔に保つのが大変という体験をしているからだ。自身が介護を受けるようになったときは、介護者の手を煩わせたくないという気持ちで“介護脱毛”する人も増えているそうだ。
いままでVIO処理なんて考えたこともなかったというかたも、『VIOフェリエ』でお手入れを始めてみてはいかがだろうか。
◆DATA
『VIOフェリエ ES-WV60』パナソニック
2種類の専用刃と2種類のアタッチメントを組み合わせて使用する。オープン価格(実勢価格6500円前後)。高さ16.9×幅3.1×奥行2.6㎝(トリマー刃装着時)、約75g。パナソニック 電話:0120-878-697
※女性セブン2020年7月30・8月6日号
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