筋トレや食事で理想の体を目指している人も、簡単な習慣をプラスするだけで、見た目をより魅力的にすることができるとか。
田中みな実さんや押切もえさんのパーソナルトレーナーを務める、玉置達彦さん監修の『とろふわ筋トレ 美女ヂカラ』(リベラル社)では、メリハリのある女性らしい体に必要な「とろふわ筋肉」の作り方をレクチャー。運動と食事に加えて、生活習慣も美ボディを目指すカギに。
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そこで、女優ボディを目指す上で玉置さんが重要だと語る、乾燥対策にフィーチャーして紹介する。
きれいが続く7つの美習慣
筋トレや食事習慣で痩せた体を目指すだけでなく、「とろふわ筋肉」がついた女優ボディを目指すのが玉置さんのメソッド。玉置さんは7つの「きれいが続く美習慣」を提案する。
【1】意識的に自分の姿を見てよい姿勢を保つ
【2】たんぱく質を体重1kgあたり1.5g摂る
【3】すきま時間にながら運動をする
【4】肌を乾燥させない
【5】ストレスをためない
【6】水を1日2.5L飲む
【7】不調に敏感になる
中でも、肌を乾燥させないことは筋肉の立体感をきれいに見せるために必要なのだとか。玉置さんの生徒も、朝に丁寧なスキンケアをしたり、こまめにハンドクリームを塗ったり、さまざまな乾燥対策をしているそう。また、こまめに水を飲むと体の巡りがよくなり、潤った体になるだけでなく、むくまない体になって内側からのむちっと感が出るそう。
それでは、肌の乾燥を防ぐコツと、体が潤う水分の摂り方についてチェック!
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日中はどうする?乾燥から肌を守る方法
◆大事なのは水分より保湿 日中の乾燥ケアも大切に
乾燥肌には水分補給と考えがちですが、大事なのは保湿です。化粧水やスチーム美顔器などで一時的に肌が潤ったように感じても、保湿が十分でなければ水分が蒸発してかえって乾燥がひどくなってしまうのです。
乾燥した状態が続くと角質が厚くなりゴワゴワした肌になることも。保湿成分入りの美容液などを使い、肌の潤いを守りましょう。
食事としては、ビタミンAなどを摂ることで肌に潤いを与えます。また、カルシウムは皮膚の保水成分が働きやすくなるため、おすすめです。
◆オイルやリキッドタイプのクレンジングは避けましょう
肌の保湿成分は加齢とともに減り、水分が蒸発して乾燥しやすくなります。若いうちから保湿をしっかりと行うことが重要です。日中の乾燥は普段の保湿ケア不足のサイン。気づいたらすぐに保湿を。化粧水スプレーは水分蒸発を促すのでNGです。
また、オイルやリキッドタイプのクレンジングは肌への刺激が強く、乾燥を招くので注意してください。エアコンが強い場所や冬は空気が乾燥し、肌も乾燥しやすくなります。こまめに保湿をしましょう。
◆日中の乾燥ケア
長時間乾燥した室内で過ごすと、肌から潤いが失われていきます。午前中、食後、夕方をめどにこまめな保湿で潤い肌を保ちましょう。
保湿パックで潤いを
シートパックは手軽に使えて便利ですが、つけているうちに水分が蒸発してしまいます。クリーム状で、肌に塗ると固まるタイプなら水分蒸発を防ぎ、肌の奥まで潤いが届きます。メイクののりもアップ。
保湿美容液やクリームを塗る
ヒアルロン酸やセラミド配合のものを乾燥した部分につけましょう。軽く押さえるようにつければメイク崩れも防げます。
部屋の湿度を保つ
湿度が40~50%になるよう、加湿器を使ったり、水のはいったコップを近くに置いたりしましょう。睡眠時も同様にして乾燥対策を。
1日に必要な水分の量や摂り方のコツ
◆1日2.5Lを目安に持ち歩いてこまめに補給を
水分は「1日2.5L飲む」のを目安にしましょう。一気に大量に飲むのではなく、ペットボトルを持ち歩いて10~15回程度に分けて、こまめに摂取するのがオススメです。必要以上に飲んだり、一気に飲んだりするのは、むくみを招いたり体に負担がかかったりするので注意を。
また、冷たいものは冷えの元なのでできるだけ避けましょう。夏でも温かいものか、ぬるま湯や常温水を飲むのが正解です。
◆体が水を欲しがっているときに水分補給しよう
飲むタイミングは起床時や外出の前、食事、運動、入浴や就寝など、汗をかくような行動の前後が適しています。汗をかく前に、十分な量の水分を体内にたくわえておき、汗をかいたあとには失った分を補給するのが理想です。体が水を欲しがっているタイミングを逃さぬよう、普段から習慣づけましょう。
運動で大量の汗を流したときは、水よりもスポーツ飲料が最適です。水分とともに汗で失ったナトリウム、カルシウム、カリウムなどのミネラルを同時に補えます。
◆水分補給のコツ
1日の中でどのように水分を摂ればいいのかをご案内します。ぜひ参考にしてみてください。
朝、常温の水を1杯飲む
起床時は体が乾いている状態。水を飲んで水分を補給し、胃に刺激を与えて排便を促しましょう。冷たい水は体を冷やすので常温で。全身に水分が行き渡り、体がスッキリ目覚めます。
昼、白湯を飲む
白湯は1回100~150mlを1日5回くらいすするようにゆっくり飲むのがオススメです。やかんに1L以上の水を入れて火にかけ、沸騰したらふたを開けて弱火にし、換気扇を回しながら15分沸かし続ければできあがり。
夜、カフェインは避ける
カフェイン入りの飲み物は神経が高ぶり、快眠の妨げに。夜はノンカフェインの飲み物にしましょう。飲酒は寝つきがよくなりますが、夜中に目が覚めて眠りの質を下げます。安眠を促すカモミールティーやホットミルクなどが◎。
【データ】
リベラル社『とろふわ筋トレ 美女ヂカラ』
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