ペット・動物

雪の妖精・シマエナガが大人気! “ふわもちフォルム”が可愛すぎる

みなさんは、「シマエナガ」をご存知でしょうか? シマエナガとは、ここ数年SNSを中心に「可愛い!」と人気になっている鳥のこと。9月には、『まんまるかわいい雪の妖精 シマエナガちゃん CALENDAR 2022』(インプレス)が発売されています。

日本で2番目に小さい鳥、シマエナガ

シマエナガ
ぽてっとした姿がキュート(カレンダーの一部をトリミングしています・以下同)
写真5枚

写真を見てもわかるように、まん丸としたフォルムとふわっふわの羽毛が特徴的なシマエナガ。日本各地で見られるエナガという野鳥の亜種で、シマエナガ自体は北海道に生息しています。日本で観測される鳥の中では2番目に小さく、体長は14cmほど。大人の手の上にすっぽり収まる程度の大きさしかありません。その愛らしさから、「雪の妖精」という愛称で親しまれています。

それもあって、ネット上で拡散されると一気に注目の的に! ぽってりフォルムや雪のようにふわふわとした羽毛のほかにも、つぶらな瞳や小さなくちばしなど、あらゆるポイントにキュンとする人たちが続出。2016年に発売された写真集『シマエナガちゃん』は、動物の写真集としては異例のヒットを記録しました。

ふわふわ可愛い動物を愛する動物写真家が撮影

『シマエナガちゃん CALENDAR 2022』を撮影したのは、小原玲さん。前出の『シマエナガちゃん』も撮影している動物写真家です。

写真週刊誌での報道カメラマンや、紛争地帯の取材も経験しキャリアを積んだ小原さんは、アザラシの赤ちゃんと出会ったことで動物写真家に転身。産まれてから2週間だけ見られるという、真っ白の産毛に包まれたふわふわのアザラシを各地で写真に収め写真集を出版しました。

そうして、その後巻き起こる「アザラシの赤ちゃんブーム」の火付け役になったのです。そんな小原さんが次に出会った動物こそが、シマエナガ。なんと、日本で初めてシマエナガの写真集を出版した第一人者でもあります。

シマエナガは正面以外も魅力満載!

『シマエナガちゃん CALENDAR 2022』には、美しい自然の中で生き生きと暮らすシマエナガの姿がたくさん収められています。

シマエナガ
目が覚めるような鮮やかさ!
写真5枚

4月のカレンダーとともに大きく載っているのは、桜の木に止まったシマエナガ。薄ピンク色の桜の花と真っ白なシマエナガのコントラストがとてもキレイです。ちなみに、シマエナガは温かくなると、もこもこの冬毛から夏毛に生え変わるそう。春にはすっかり夏毛になっているので、スッキリとしていて精悍な雰囲気。

シマエナガ
ぎゅうぎゅうだからこそ可愛い
写真5枚

また、6月にはシマエナガのひなの写真が。体を寄せ合って木に止まっている姿は、通称「ひな団子」。みんなで協力して生き抜こうとする、野鳥のたくましさを感じます。

シマエナガ
羽ばたく音が聞こえてきそう
写真5枚

9月の写真は、木に止まろうとしている瞬間をパシャリ。翼を大きく広げた躍動感ある写真は、珍しいかもしれません。いつもはつぶらな瞳も、心なしか鋭い印象のシマエナガのショットが掲載されています。

シマエナガ
お尻部分のふわふわな冬毛にも注目
写真5枚

そして12月のカレンダーとともに載っているのは、2羽のシマエナガが寄り添う姿を収めた1枚。まんまるなシマエナガを撮るため正面から撮影されることが多いので、羽の美しいグラデーションや尾羽根の長さに初めて気づく人もいそうです。

真っ白でふわふわとしたシマエナガの魅力に取りつかれ、写真を通して愛情を深めている小原さんの写真だからこそ、“シマエナガちゃん”がより可愛く見えるのかもしれません。

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